本多忠勝(1548~1610)
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cv大塚明夫(マウスプロモーション) |
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使用武器: |
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鉄槍 |
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豪槍 |
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虎斬槍 |
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人間無骨 |
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闘尖荒覇吐 |
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烈鎗降閻魔 |
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一人称:拙者(「無印」時代は俺) |
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徳川家きっての猛将で、徳川四天王に数えられる。 |
刃先に止まっただけでトンボが真っ二つになったという名槍 |
「蜻蛉切」を手に、 |
家康が出陣した主要合戦のほとんどに参陣。 |
生涯57度の合戦に出陣したが、 |
一度も傷を負ったことがない戦巧者だった。 |
剛胆な性格だが冷静沈着な判断力を持ち、 |
家康の窮地を幾度となく救っている。 |
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「シナリオ集」
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1「桶狭間の戦い」(1560) |
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オープニング“鬼神起つ” |
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徳川家康 |
「忠勝。おぬしの考えを聞こう」 |
忠勝 |
「愚問。 |
拙者が殿なら、為すべきは・・・・・・でござる」 |
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徳川家康 |
「徳川は今川より独立する |
半蔵! 義元の居場所を突き止めよ! |
忠勝は鷲津を攻め、敵の目をひきつけよ!」 |
忠勝 |
「半蔵、徳川の雌伏の時は終わった・・・・・・だが |
これよりは長き苦難の道。命などなきものと思え」 |
半蔵 |
「・・・・・・もとより影の命、意の外のものなり |
・・・・・・見つけたり」 |
義元 |
「な、何者ッ!」 |
徳川家康 |
「見つけたか! 忠勝、半蔵と共に義元を討て!」 |
忠勝 |
「承知!!」 |
信長 |
「天、この信長が勝利を望むか」 |
義元 |
「の? そちは徳川の・・・・・・。ほれ、その・・・・・・」 |
忠勝 |
「本多忠勝に候。この戦の真意、うかがいに推参した」 |
義元 |
「の? まろは京に上るぞよ。そのための戦じゃの?」 |
忠勝 |
「ならば、貴殿の力、試させていただく。参られよ!」 |
義元 |
「もっと、けま・・・・・・蹴鞠りたかった・・・・・・の・・・・・・」 |
徳川家康 |
「今は信長殿と争う必要はない! |
今川の下から独立することこそ肝要 |
独立のため、この地は徳川のものとせねばならぬ |
今川の将を倒し、禍根を断つのだ! |
信長殿には悪いが、ここは退いていただこう」 |
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2「金ヶ崎撤退戦」(1570) |
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桶狭間の敗戦により今川家は滅亡した。 |
家康は独立を果たし、織田との同盟を |
取り結んだ。 |
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勢いに乗る織田軍は美濃を併呑。 |
さらに反対勢力の朝倉を滅ぼさんと |
軍を進めた。 |
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だが、浅井長政が盟約を破りその |
背後を衝く。 |
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織田軍は撤退を余儀なくされた。 |
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「忠勝が強きは、弱き者倒すためにあらず! |
汝、一念にて忠勝を超えよ!」 |
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徳川家康 |
「血気にはやるな! 退却を第一に考えよ!」 |
秀吉 |
「敵に囲まれてまったわ・・・・・・こりゃあ突破せんと! |
忠勝さんよ、そっちに行きゃあいいんじゃなあ? |
家康殿に合流するんじゃあ! 南へ向かうで!」 |
浅井長政 |
「遅れたか・・・・・・だが、まだ間に合う! 全軍突撃!」 |
忠勝 |
「死を恐れぬのなら・・・・・・参られよ!」 |
お市 |
「あう~、これじゃ追いつけないよ~」 |
慶次 |
「ぃよう! やってるねー! 俺も混ぜてくれよ!」 |
徳川家康 |
「敵が退いたぞ! この機を逃すな!」 |
秀吉 |
「急ぎ京へと戻るんじゃ! 駆けろー!」 |
慶次 |
「いいねぇ、あんた。俺と同じ臭いがするよ」 |
忠勝 |
「汝が蛮勇、拙者が求めるものとは相容れまい」 |
慶次 |
「いんやあ? あんたと俺、根っこは確かに同じだぜ」 |
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ムービー(戦闘終了後) |
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徳川家康 |
「忠勝。見事であったな」 |
蘭丸 |
「はい。忠勝殿の武、 |
まこと日本の張翼徳に相違ございません」 |
忠勝 |
『死に急ぐ者は来るが良い。 |
拙者、本多忠勝がお相手申す! |
てい、とりゃ、ふあ、ぬう』 |
「主君がためとあらば、 |
この忠勝、張飛とも関羽ともなる所存」 |
信長 |
「その志、信長を前にしても貫く・・・・・・か?」 |
忠勝 |
「・・・・・・愚問」 |
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3「三方ヶ原の戦い」(1572) |
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忠勝らの働きにより、信長は窮地を脱した。 |
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徳川軍は態勢を立て直すため三河に戻った。 |
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一方、戦国の巨獣・武田信玄がこの間隙を |
縫って、上洛を果たさんと動き出す。 |
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武田軍は破竹の勢いで南下、徳川の領地に |
迫るのだった。 |
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「負けねば勝つと判じるか? |
否! |
勝てば負けぬと判じるのか!? |
汝、一念にて忠勝を超えよ!」 |
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徳川家康 |
「これは・・・・・・信玄にしてやられたというわけか |
だが、もはや退けぬ・・・・・・全軍、無闇に動くな! |
適度に戦い、引き上げるのだ!」 |
信玄 |
「小山田軍! 投石を始めいっ!」 |
石川数正 |
「お、おのれ! ふざけおって!」 |
徳川家康 |
「こら、待たぬか! 止まれ! |
主君も未熟なれば、家臣もまた・・・・・・か・・・・・・」 |
信玄 |
「ふふふ・・・・・・家康よ、おことも中々やるのう |
じゃがな、もう手遅れというやつよ |
鶴翼の陣・・・・・・か。その姿、鶴が翼を広げたるが如し |
では、これでどうじゃ? 全軍、魚鱗陣を敷け! |
前を向くと、後ろは見れぬものよな |
幸村! 家康にとどめをさしてやれい!」 |
くのいち |
「アタシも忘れないでね~」 |
徳川家康 |
「よし! この隙に退却する!」 |
忠勝 |
「殿軍は拙者に任されよ!」 |
徳川家康 |
「うむ。頼むぞ、忠勝」 |
くのいち |
「ありゃ、これまたやばそうなおじさんが・・・・・・」 |
忠勝 |
「戯言の裏に刀を隠そうと無駄。汝が刃、見せよ!」 |
くのいち |
「おーこわっ! 仕事じゃなきゃ逃げるんだけどねぇ |
あっぶなー! 仕事だけど逃げちゃお・・・・・・」 |
信玄 |
「そう簡単には逃がさんよ・・・・・・」 |
徳川家康 |
「武田信玄・・・・・・恐るべし。恐るべし・・・・・・」 |
稲姫 |
「私にもっと力があれば、退かずともよいはず・・・・・・」 |
半蔵 |
「影の戦場・・・・・・この場に非ず」 |
徳川家康 |
「将たるもの、皆が退くまで退くわけにはゆかぬ |
この戦、これでよしとせねばなるまい・・・・・・」 |
忠勝 |
「勝敗は兵家の常。此度は退くことこそ是となろう」 |
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ムービー(戦闘終了後・下分岐時) |
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忠勝 |
「半蔵。 |
敵を討ち果たしたその果てには、 |
何があるだろうな」 |
慶次 |
「どいつもこいつも難儀だねえ。 |
戦ってのは戦うってことだ。 |
それ以上でも以下でもねえさ。 |
なあ、忠勝さんよ・・・・・・そうだろう?」 |
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4A「神君伊賀越え」(1582) |
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徳川軍は三方ヶ原で敗戦するも、忠勝の活躍 |
により窮地を逃れた。 |
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数年後、堺見物中の家康に急報が |
告げられる。 |
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明智光秀、本能寺で信長を討つ、と。 |
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光秀は一挙に家康も討たんと軍を進発。 |
家康は、伊賀越えで本国・三河を |
目指すことにした。 |
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「攻める者が制するならば、 |
また守る者が、圧するのだ! |
汝、一念にて忠勝を超えよ!」 |
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徳川家康 |
「一刻も早く三河へ帰らねば |
だが、このあたりには土地勘がない |
道案内は任せたぞ」 |
半蔵 |
「・・・・・・承知」 |
穴山梅雪 |
「徳川殿、わしは別の道を行かせてもらえぬか? |
わしは・・・・・・巻き込まれとうないのだ。すまぬ」 |
徳川家康 |
「承知いたした・・・・・・が、おひとりでは危い |
せめて伴をお付けいたそう。稲、穴山殿を頼んだぞ」 |
稲姫 |
「しまった! 穴山様、私の傍へ!」 |
榊原康政 |
「家康様! お待ちしておりましたぞ」 |
筒井順慶 |
「明智の天下・・・・・・それも面白かろう」 |
徳川家康 |
「これは・・・・・・閉じ込められたか!」 |
孫市 |
「今日の雑賀衆の獲物は、狸ってわけか・・・・・・ |
獲物が罠にはまったな。雑賀衆、狩りの時間だ! |
狸のお守は狼ってわけか? いや、ただの飼犬か?」 |
忠勝 |
「愚問。戦場に言葉はいらぬ。ただ生死のみを問わん |
汝が死すか、忠勝が果てるか・・・・・・来い!」 |
孫市 |
「なんて凶暴な飼犬だ・・・・・・しつけがなってないぜ・・・・・・」 |
足軽 |
「家康だー! 家康がいるぞー!」 |
穴山梅雪 |
「ひ、人違いだ! わしは徳川殿ではない!」 |
細川藤孝 |
「明智に天下をつかませるか・・・・・・」 |
酒井忠次 |
「家康様、こちらへ! ここまで来れば安心ですぞ!」 |
徳川家康 |
「おお、忠次か。よし、そちらへ向かおう!」 |
光秀 |
「追いつきましたよ、家康殿 |
天下泰平のため、あなたの道、ここで断つ!」 |
忠勝 |
「本多平八これにあり! 殿軍は拙者に任せよ! |
来い、明智。汝らが道、蜻蛉切を前に死あるのみ!」 |
光秀 |
「ここで兵を無駄死にさせるわけにはいかない・・・・・・ |
撤退します!」 |
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5A「小牧長久手の戦い」(1584) |
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徳川軍は明智軍の急襲を逃れ、 |
三河に脱した。 |
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だがその間に羽柴秀吉が光秀を征討、 |
天下人に名乗りを挙げた。 |
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これをよしとせぬ家康は、信長の次子 |
信雄を擁して挙兵した。 |
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徳川家康、羽柴秀吉、両雄の天下をかけた |
戦いがここに始まったのである。 |
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「忠勝がこれまで、 |
全てこの先のためにあり! |
本多平八郎忠勝、参る!」 |
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ムービー(戦闘開始前) |
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徳川軍兵士 |
「申し上げます!」 |
徳川家康 |
「うむ」 |
徳川軍兵士 |
「羽柴軍、長久手へ向け、動き出したとのこと。 |
その数・・・・・・」 |
徳川家康 |
「来たか・・・・・・!」 |
秀吉 |
「天下取りまで、あと少し。 |
残るは徳川家康・・・・・・か」 |
徳川家康 |
「ふむ。敵方は我らに倍する多勢。 |
さあて、これを何とする?」 |
徳川軍武将 |
「どうすればええんかんのう? |
さすがに倍は難儀だな。 |
地雷にまぎれて、奇襲をかけるとか・・・・・・」 |
忠勝 |
「愚問。 |
戦は数のみにて致すものではござらん。 |
機を掴み、力を尽くすこと。 |
これもまた、戦の要なり」 |
徳川家康 |
「・・・・・・うむ。 |
数に驕る者、その数において恐るるに足らん。 |
今こそ、三河武士の真面目を示す時ぞ!」 |
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徳川家康 |
「我軍は寡兵。されど、野戦ならば勝ち目はある |
全軍我が下知に従い、秀吉を打ち倒すのだ!」 |
忠勝 |
「この戦、要所は小牧城 |
機先を制し、小牧を得れば優位に立てましょう」 |
徳川家康 |
「うむ。忠勝、稲は小牧を攻めよ!」 |
秀吉 |
「小牧に兵を置いとらんだとぉ? |
急いで後詰を送るんさ! 徳川は動いとるで」 |
徳川家康 |
「よし! 本陣を小牧に移すぞ!」 |
忠勝 |
「来るか・・・・・・。小牧をこの忠勝から奪えるか?」 |
池田恒興 |
「秀吉殿、家康は小牧におる。ならば本陣は手薄・・・・・・ |
わしに軍を預けてくれぬか。本陣を突いてみせよう」 |
秀吉 |
「・・・・・・了解した。秀長と秀政を連れて行ってくだされ」 |
半蔵 |
「羽柴に動き、あり・・・・・・」 |
徳川家康 |
「来たか。我らは奇襲部隊を追撃する!」 |
忠勝 |
「秀吉はこれでは終わるまい・・・・・・我らは小牧を守る!」 |
榊原康政 |
「殿、お待たせしました! ここより先は行かせん!」 |
秀吉 |
「奇襲だけじゃあ、奇襲にゃあならんて |
蒲生、前田は小牧。九鬼、金森は本陣を狙えぃ!」 |
忠勝 |
「命に代えても、ここは・・・・・・渡さん!」 |
徳川家康 |
「敵を信雄殿に近づけてはいかん!」 |
酒井忠次 |
「ここを通るのは拙者を倒してからにしてもらおう!」 |
秀吉 |
「動いたか! 家康の首を取るのは今だぎゃ!」 |
忠勝 |
「殿を挟撃するつもりか・・・・・・させん!」 |
半蔵 |
「この戦、勝つのみでは足りず・・・・・・」 |
忠勝 |
「ならば我らが力、秀吉が眼に焼きつけるまで・・・・・・ |
遅れをとるな、半蔵!」 |
半蔵 |
「・・・・・・承知」 |
忠勝 |
「硝薬の匂い・・・・・・足元に罠を張るか、秀吉 |
塞ぐのであれば、押し通るまで!」 |
孫市 |
「・・・・・・娘さん、あんたに似なくてよかったな」 |
忠勝 |
「貴様の目では、稲は見抜けまい」 |
孫市 |
「やれやれ、俺じゃ娘さんには不足ってことかい? |
俺の本当の腕を見てから、それは決めてくれよ」 |
慶次 |
「忠勝殿、この時を待ってたぜ!」 |
忠勝 |
「愚問。前田慶次・・・・・・今が時、汝が望むものに非ず |
忠なき武に真の力なし! 汝では忠勝に勝てぬ!」 |
慶次 |
「言ってくれるねえ、ケンカに忠なんざ関係ないぜ!」 |
秀吉 |
「いやー。ここまで来るかぁー。恐いねー |
・・・・・・ま、もう遅いがね」 |
忠勝 |
「遅いかどうかはこの槍が決める・・・・・・来い!」 |
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エンディング本多忠勝“ただ忠が為に” |
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羽柴軍武将 |
「殿! |
長久手に、本多忠勝ありと」 |
秀吉 |
「ここは退くわぁ」 |
羽柴軍武将 |
「さ、されど殿。 |
ここで退いては・・・・・・!」 |
秀吉 |
「アホか。 |
あの男を、止められるわきゃあねーわ! |
ならもっと、他に手はあるさぁ。 |
本多忠勝。 |
日本第一、古今独歩の勇士なり・・・・・・か」 |
徳川家康 |
「この世から戦乱は果てぬものだろうか」 |
忠勝 |
「愚問。 |
人の世が続く限り、戦が絶えることはござらん」 |
徳川家康 |
「・・・・・・」 |
忠勝 |
「されど・・・・・・」 |
徳川家康 |
「戦を終えるのも、人しかおらぬな」 |
忠勝 |
「・・・・・・。 |
そういう殿ゆえ、忠勝はここにござる。 |
はあっ! |
戦なき世の武士。 |
それも種の武士というものか・・・・・・」 |
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4B「川中島の戦い」 |
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忠勝の鬼神の如き働きにより、徳川軍は |
三方ヶ原で武田軍を打ち破った。 |
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家康はこの勢いに乗じ、信濃を制圧。 |
東日本の統一を狙う。 |
|
だが、その行く手に、 |
信玄の仇を討たんとするかの如く、 |
軍神・上杉謙信が立ちはだかる。 |
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両軍は川中島で対峙した。 |
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「忠勝を知りたくば、己が自身を先に知れ! |
汝、一念にて忠勝を超えよ!」 |
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徳川家康 |
「第一陣! 八幡原を制圧せよ! |
康政は善光寺を奪え! 退路を断つのだ!」 |
忠勝 |
「軍神よ、汝が真の強さ、忠勝が前に示せるか・・・・・・」 |
政宗 |
「バカめ! お見通しだ、家康!」 |
徳川家康 |
「むう、罠か! 忠勝、康政を救ってくれ! |
忠世、直政は西方より上杉本陣を目指せ! |
忠勝、半蔵は東方より本陣を落とすのじゃ!」 |
宇佐美定満 |
「敵を入れるな! 門を閉じよ!」 |
政宗 |
「新しき時代が来たぞ。時代遅れは引っ込むがいい!」 |
忠勝 |
「愚問。時代は力に非ず。力にて切り拓くものなり |
来い。汝が、時代で忠勝を越えんとするならば! |
拙者が敵をひきつける。半蔵、門を内より開け」 |
半蔵 |
「・・・・・・承知」 |
忠勝 |
「本多平八郎忠勝、これにあり! |
我こそと思わん者は、この首獲って手柄とせよ!」 |
徳川家康 |
「妻女山を目指せ! 謙信はそこにおるはずだ!」 |
慶次 |
「よう、待ちくたびれたぜ」 |
忠勝 |
「前田慶次・・・・・・」 |
慶次 |
「やっぱり、あんたとやりあいたくてねえ |
やりあって何が残るかわかんねぇが・・・・・・行くぜ! |
足りないねぇ・・・・・・あんたも、俺も |
大轟成り 御神の下に 対峙せん」 |
忠勝 |
「・・・・・・果し合いか」 |
慶次 |
「強さを求め、その先にあるもの・・・・・・見せてくれよ」 |
謙信 |
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
宿敵を葬りし力、見せてもらおう!」 |
幸村 |
「家康! お館様の仇、とらせてもらう!」 |
くのいち |
「借りはきちんと返さないと、気持ち悪いもんね~」 |
幸村 |
「本多忠勝! お館様の仇、今こそ!」 |
忠勝 |
「怒りに身を任せるようでは、拙者には勝てぬ!」 |
くのいち |
「幸村様じゃないけどアタシも負けず嫌いだからさ~」 |
忠勝 |
「戯言に己を隠す者よ・・・・・・心底の執念、力で示せ! |
高みより何を見る? 軍神よ」 |
謙信 |
「真の武を求むる者・・・・・・己の姿よ」 |
忠勝 |
「真の武、汝が姿ではないようだな」 |
謙信 |
「否。真の武、具現されるは己。ただ己の姿・・・・・・」 |
忠勝 |
「忠勝は酔わぬ。我が道、ただ己に克つことにあり」 |
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5B「山崎の戦い」 |
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徳川軍は上杉・伊達両軍を撃破。 |
東日本を統一した。 |
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これより先、織田信長は西日本を制圧。 |
天下は徳川と織田に二分された。 |
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家康は戦乱を終えんと、織田との |
開戦を決意。 |
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同盟を破棄し、織田領内に攻め入った。 |
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最終決戦の火蓋は山崎の地にて切って |
落とされた。 |
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「戦をなくせんための戦か。 |
ふ・・・・・・が、忠勝は果てぬ。 |
本多平八郎忠勝、ただ、ここにあり!」 |
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徳川家康 |
「忠勝は中央、忠次は北、康政は南 |
三方より攻め、一気に方をつけるぞ!」 |
半蔵 |
「この地に、猛き気配・・・・・・あり」 |
忠勝 |
「前田慶次・・・・・・来ているようだな・・・・・・ |
自ら死地を作るか・・・・・・覚悟せよ!」 |
徳川家康 |
「よし! 天王山を敵に渡すな!」 |
濃姫 |
「焦らせたかしら? でも・・・・・・楽しませてあげる」 |
忠勝 |
「伏兵か・・・・・・急がねばな」 |
光秀 |
「家康殿! やはりその野望、露にしましたね!」 |
忠勝 |
「このままでは本陣が危いな・・・・・・」 |
濃姫 |
「素敵な槍・・・・・・光栄ね。お相手いただけるなんて」 |
忠勝 |
「来い。拙者に刃を向けても満たされまいがな」 |
濃姫 |
「蝶になって帰るわ・・・・・・あ・・・・・・の人のもと・・・・・・へ・・・・・・」 |
光秀 |
「このような所で・・・・・・何と、無様な・・・・・・」 |
蘭丸 |
「信長様の邪魔はさせません! 私が守ります! |
私は信長様を守るため戦うのみ・・・・・・参ります!」 |
忠勝 |
「愚直は盲目に過ぎぬ。汝に忠勝が相手は務まらぬ |
かなわぬ望みを抱き、我が前に朽ちよ!」 |
蘭丸 |
「信長様・・・・・・先に果てます・・・・・・お許し・・・・・・を・・・・・・」 |
信長 |
「「忠」にも「強」にも酔えずさまよう、か |
生きたまま無明荒野の闇路に惑うは、辛かろう」 |
忠勝 |
「忠勝は酔わず。されど惑わず。闘い続けるのみ!」 |
信長 |
「闘い続けるがいい。永遠に、な・・・・・・」 |
徳川家康 |
「深追いするな。終わったのだ、三河へ戻ろう」 |
忠勝 |
「殿、先に行ってくだされ |
拙者には、まだやることがある・・・・・・」 |
徳川家康 |
「・・・・・・そうか。忠勝、三河で・・・・・・待っておるぞ」 |
忠勝 |
「・・・・・・己による、己だけの戦い |
・・・・・・始めるぞ、前田慶次!」 |
慶次 |
「ああ、待ってるぜ・・・・・・忠勝さんよ」 |
|
イベントムービー |
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慶次 |
「さあ、戦国最強を決めようか |
ド派手に行こうぜ」 |
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忠勝 |
「何が得られるのか・・・・・・」 |
慶次 |
「何を失うのか・・・・・・」 |
忠勝 |
「・・・・・・参れ!」 |
慶次 |
「おぉう! |
終わった・・・・・・ねえ・・・・・・」 |
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エンディング2本多忠勝“不愍の槍” |
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慶次 |
「とお!」 |
忠勝 |
「でえい!」 |
慶次 |
「うらあーっ! |
忠勝 |
「くっ」 |
慶次 |
「とあーっ!」 |
忠勝 |
「たあーっ!」 |
慶次 |
「・・・・・・生きるも死ぬも、ここが最後の戦場だ。 |
あんたは、どうする・・・・・・んだね?」 |
忠勝 |
「やっ! はあっ! |
強さとは、艱難を打ち破る力なり。 |
されどまた強さとは。 |
平穏のうちにまどろまず、 |
孤独のうちに無力を悟ることなり」 |