稲姫(1573~1620)
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| cv大本眞基子(青二プロダクション) |
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| 使用武器: |
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| 長弓 |
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| 大梓弓 |
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| 都城大弓 |
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| 与一弓滋藤 |
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| 天之麻迦古弓 |
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| 清麗天弓愛染 |
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| 一人称:私(わたし) |
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| 本多忠勝の娘。 |
| 徳川家康に養女として迎えられ、 |
| のちに真田信之に嫁ぐ。 |
| 関ヶ原前夜、 |
| 敵方についた真田昌幸と真田幸村が、 |
| 彼女が留守を預かる沼田城へ立ち寄った際、 |
| その入城を毅然と拒んだように気高い女性であった。 |
| 一方で、 |
| 関ヶ原後は配流させられた幸村らに仕送りするなど、 |
| 細やかな心遣いも持っている。 |
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「シナリオ集」
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| 1「金ヶ崎撤退戦」(1570) |
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| オープニング“弓を引く意味” |
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| 忠勝 |
| 「稲、なぜ戦う?」 |
| 稲姫 |
| 「愚問です父上。 |
| 無論、泰平の世のため」 |
| 忠勝 |
| 「戦っていては泰平は来ぬぞ? |
| 戦いの果てが見定められぬ者。 |
| 戦いの果てに何も持たぬ者。 |
| いずれも、いくさ場に立つ資格はない」 |
| 稲姫 |
| 「ですから、私は戦います。 |
| 戦いの中で、その何かを、見つけるために」 |
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| 徳川家康 |
| 「血気にはやるな! 退却を第一に考えよ!」 |
| 秀吉 |
| 「敵に囲まれてまったわ・・・・・・こりゃあ突破せんと!」 |
| 徳川家康 |
| 「秀吉殿を助け、朝倉軍を挟み込め!」 |
| 忠勝 |
| 「稲、羽柴軍は任せた。我らは朝倉へ当たる!」 |
| 秀吉 |
| 「家康殿に合流するんじゃあ! 南へ向かうで!」 |
| 忠勝 |
| 「朝倉を押し返す! 皆の者、続け!」 |
| 孫市 |
| 「美しい姫、この戦、あなたのために勝利するぜ」 |
| 稲姫 |
| 「はぁ・・・・・・御武運を・・・・・・」 |
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| 稲姫 |
| 「好き勝手にはさせない! |
| 朝倉は退いたみたい・・・・・・今のうちに!」 |
| 浅井長政 |
| 「遅れたか・・・・・・だが、まだ間に合う! 全軍突撃!」 |
| 稲姫 |
| 「父上、退路に敵が!」 |
| 忠勝 |
| 「戦場にて道を拓くは、ただ武のみ! 参るぞ!」 |
| 稲姫 |
| 「はい!」 |
| 慶次 |
| 「ぃよう! やってるねー! 俺も混ぜてくれよ!」 |
| 稲姫 |
| 「姫様、お退きください。戦場というのは・・・・・・ |
| あなたのような高貴な方の来る所ではありません」 |
| お市 |
| 「む・・・・・・自分だって姫のくせに・・・・・・」 |
| 慶次 |
| 「ほう・・・・・・こりゃまたいい面構えだねえ」 |
| 稲姫 |
| 「慶次様! 戦の只中でそのような世辞を・・・・・・」 |
| 慶次 |
| 「・・・・・・いや、そういう意味で言ったんじゃないんだが」 |
| 徳川家康 |
| 「敵が退いたぞ! この機を逃すな!」 |
| 秀吉 |
| 「急ぎ京へと戻るんじゃ! 駆けろー!」 |
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| 2「三方ヶ原の戦い」(1572) |
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| 稲姫らの働きにより、信長は窮地を脱した。 |
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| 徳川軍は態勢を立て直すため三河に戻った。 |
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| 一方、戦国の巨獣・武田信玄がこの間隙を |
| 縫って、上洛を果たさんと動き出す。 |
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| 武田軍は破竹の勢いで南下、徳川の領地に |
| 迫るのだった。 |
| |
| 「真田、武田、そして戦乱。 |
| 私は、何も恐れません! |
| 手加減無用、参ります!」 |
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| 忠勝 |
| 「稲、これは負け戦よ」 |
| 稲姫 |
| 「父上! 何をそのように弱気な・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「機を見極めよと申しておる |
| 機を見極めること、必ずや己が身を救うであろう」 |
| 信玄 |
| 「家康よ。おことのお手並み、見せてもらおうか」 |
| 石川数正 |
| 「お、おのれ! ふざけおって!」 |
| 徳川家康 |
| 「こら、待たぬか! 止まれ! |
| 主君も未熟なれば、家臣もまた・・・・・・か・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「ふふふ・・・・・・家康よ、おことも中々にやるのう |
| じゃがな、もう手遅れというやつよ |
| 鶴翼の陣・・・・・・か。その姿、鶴が翼を広げたるが如し |
| では、これでどうじゃ? 全軍、魚鱗陣を敷け!」 |
| 忠勝 |
| 「稲・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「ここが勝機、ですね?」 |
| 忠勝 |
| 「勝ちを得るは今をおいてなし。参るぞ!」 |
| 徳川家康 |
| 「今が好機! 半蔵、信玄の首を獲れ!」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・承知」 |
| 幸村 |
| 「妙だな・・・・・・何故、あのような門を |
| あの方角・・・・・・まずい!」 |
| 稲姫 |
| 「気づかれたの? さすがは真田殿ね・・・・・・ |
| 真田幸村様とお見受けいたします! |
| 噂に高き槍さばき、見せていただきます!」 |
| 幸村 |
| 「そなたこそ、あの本多忠勝の娘御であろう |
| 父の名を汚さぬ武、見せられよ! |
| 父の名に恥じぬ戦振り、見事! 退かせていただく」 |
| 稲姫 |
| 「誉めてくれるのは嬉しいけど・・・・・・父上のこと |
| 私のことは見てくれないのね・・・・・・もう・・・・・・」 |
| 半蔵 |
| 「滅!」 |
| 信玄 |
| 「何者ッ!」 |
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| イベントムービー“巨星墜つ” |
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| 信玄 |
| 「乱波、め・・・・・・ぐっ」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・滅却」 |
| 幸村 |
| 「お館様!」 |
| 信玄 |
| 「信玄死すと聞けば、敵は勢いづこう |
| 我が死は、隠せ。これからは・・・・・・ |
| ゆ・・・・・・きむら・・・・・・手を・・・・・・ |
| 信玄の志・・・・・・確かに渡した・・・・・・ぞ」 |
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| 半蔵 |
| 「信玄は滅した・・・・・・今が、好機なり」 |
| 徳川家康 |
| 「何だと!? よし、全軍反転せよ! |
| 信玄無き武田軍など、恐るに足りん! |
| 武田軍をこの地から追い払え!」 |
| くのいち |
| 「にゃはは~、やってくれるじゃない? |
| お館様の仇、とらせてもらうよん♪」 |
| 稲姫 |
| 「忍び? 家康様を狙う気なの?」 |
| くのいち |
| 「ありゃ? アンタ、臭うね。血の臭いがプンプン」 |
| 稲姫 |
| 「無礼な! この戦は、天下泰平のため・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「へー、天下泰平のために、戦っちゃうんだ! |
| やっぱり、戦いのドキドキが大好きなんだよね? |
| 同類だよ。アタシもいなちんもいなちんの父上も」 |
| 稲姫 |
| 「違う・・・・・・違う!」 |
| 徳川家康 |
| 「この戦、これでよしとせねばなるまい・・・・・・」 |
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| 3「神君伊賀越え」(1582) |
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| 徳川軍は三方ヶ原で敗戦するも、稲姫らの |
| 活躍により、窮地を逃れた。 |
| |
| 数年後、堺見物中の家康に急報が |
| 告げられる。 |
| |
| 明智光秀、本能寺で信長を討つ、と。 |
| |
| 光秀は一挙に家康も討たんと、軍を進発。 |
| 家康は、伊賀越えで本国・三河を |
| 目指すこととした。 |
| |
| 「裏切り、復讐、そんな乱世。 |
| 私は、決して負けません! |
| 手加減無用、参ります!」 |
| |
| ムービー |
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| 徳川軍兵士 |
| 『殿が三方ヶ原を抜けられたぞ! |
| 退け!』 |
| 武田軍兵士 |
| 『くらえ!』 |
| くのいち |
| 『ほり。泰平のためとか言ってないで、 |
| ぶっちゃけちゃってよぉ』 |
| 稲姫 |
| 『ああっ!?』 |
| くのいち |
| 『アンタ級の実力も、 |
| 腐って埋もれるしかないんだってば。 |
| ねー、怖いでしょ?』 |
| 稲姫 |
| 『ち、が・・・・・・っ!』 |
| くのいち |
| 『そう。アンタは乱世の虜。 |
| ドキドキする。だから戦ってる』 |
| 稲姫 |
| 『違う! 泰平に埋もれるのは怖い。 |
| けれど、私はそれを恐れません!』 |
| くのいち |
| 『アンタ素直じゃないね~』 |
| 忠勝 |
| 「良いか。これは退き戦。 |
| 血に酔うな! 必ず戦に溺れるな!」 |
| 稲姫 |
| 「はい! |
| 戦に溺れるのは、心が乱世に負けた証。 |
| 父上と共にあれば、惑うことなどありません!」 |
| 忠勝 |
| 「とあっ!」 |
| 稲姫 |
| 「はっ!」 |
| |
| 徳川家康 |
| 「一刻も早く三河へ帰らねば」 |
| 穴山梅雪 |
| 「徳川殿、わしは別の道を行かせてもらえぬか? |
| わしは・・・・・・巻き込まれとうないのだ。すまぬ」 |
| 徳川家康 |
| 「承知いたした・・・・・・が、おひとりでは危い |
| せめて伴をお付けいたそう。稲、穴山殿を頼んだぞ |
| 道案内は任せたぞ」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・承知」 |
| 稲姫 |
| 「しまった! 穴山様、私の傍へ! |
| これでは、この先もきっと何かあるのでしょうね |
| 穴山様、決して気を抜かれぬよう・・・・・・」 |
| 穴山梅雪 |
| 「しょ、承知した・・・・・・」 |
| 徳川家康 |
| 「全ての同志と共に三河の地を踏もうではないか」 |
| 忠勝 |
| 「稲、勝ち気にはやるな。これは退き戦ぞ」 |
| 稲姫 |
| 「殿が無事に退きおおせるが第一。わかっております」 |
| 忠勝 |
| 「ならばよい。必ず戦に心奪われるな!」 |
| |
| 足軽 |
| 「家康だー! 家康がいるぞー!」 |
| 穴山梅雪 |
| 「ひ、人違いだ! わしは徳川殿ではない!」 |
| 稲姫 |
| 「私が穴山様を守り通してみせます!」 |
| 細川藤孝 |
| 「明智に天下をつかませるか・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「でも殿と間違えるなんて・・・・・・ねえ穴山様?」 |
| 筒井順慶 |
| 「明智の天下・・・・・・それも面白かろう」 |
| 徳川家康 |
| 「これは・・・・・・閉じ込められたか!」 |
| 孫市 |
| 「今日の雑賀衆の獲物は、狸ってわけか・・・・・・ |
| 獲物が罠にはまったな。雑賀衆、狩りの時間だ! |
| またお会いしましたね、姫 |
| ここは危険だ。さぁ、こちらへ・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「ここが危険なのは、あなたのせいでしょう?」 |
| 孫市 |
| 「やれやれ、そんなんじゃ嫁の貰い手がなくなるぜ?」 |
| 稲姫 |
| 「お、大きなお世話です!」 |
| 徳川家康 |
| 「全軍、引き上げろ! 犬死するな!」 |
| 光秀 |
| 「追いつきましたよ、家康殿 |
| 天下泰平のため、あなたの道、ここで断つ!」 |
| 半蔵 |
| 「運命・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「殿が拙者より先に死ぬことなど、ありえぬ」 |
| 徳川家康 |
| 「では、わしも参ろうか・・・・・・」 |
| |
| |
| 4A「小牧長久手の戦い」(1584) |
| |
| 徳川軍は明智軍の急襲を逃れ、 |
| 三河に脱した。 |
| |
| だがその間に羽柴秀吉が光秀を征討。 |
| 天下人に名乗りを挙げた。 |
| |
| これをよしとせぬ家康は、信長の次子・ |
| 信雄を擁して挙兵した。 |
| |
| 徳川家康、羽柴秀吉、両雄の天下をかけた |
| 戦いがここに始まったのである。 |
| |
| 「勝利、天下、平和な日々。 |
| 私は、どれも手にしたい。 |
| 手加減無用、参ります!」 |
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| 徳川家康 |
| 「我軍は寡兵。されど、野戦ならば勝ち目はある |
| 全軍我が下知に従い、秀吉を打ち倒すのだ!」 |
| 稲姫 |
| 「誰かの未来を守り、築くために・・・・・・ |
| 悔いのない日々を送る・・・・・・それ自体が戦い、なのね」 |
| 忠勝 |
| 「この戦、要所は小牧城 |
| 機先を制し、小牧を得れば優位に立てましょう」 |
| 徳川家康 |
| 「うむ。秀吉が送る後詰も叩かねばなるまい」 |
| 秀吉 |
| 「小牧に兵を置いとらんだとぉ? |
| 急いで後詰を送るんさ! 徳川は動いとるで」 |
| 忠勝 |
| 「稲、小牧を攻めよ。挟撃するぞ!」 |
| 池田恒興 |
| 「秀吉殿、家康は小牧におる。ならば本陣は手薄・・・・・・ |
| わしに軍を預けてくれぬか。本陣を突いてみせよう」 |
| 徳川家康 |
| 「よし! 本陣を小牧に移すぞ!」 |
| 忠勝 |
| 「あの長塁、やすやすと手出しはできぬな・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「父上、お任せください。私に策がございます」 |
| 忠勝 |
| 「稲! 正面からでは敵に悟られる |
| 東の間道より敵本陣をつくのだ」 |
| 稲姫 |
| 「こんな枯れ木、壊して通ります! |
| ・・・・・・ちょっと、はしたないかな・・・・・・ |
| 火薬の匂い・・・・・・? 何か足下に罠があるみたいね |
| 秀吉殿、天下泰平のため、お覚悟願います!」 |
| 秀吉 |
| 「陣などくれてやる! 決戦じゃ! 力押しじゃあ!」 |
| 半蔵 |
| 「羽柴に動き、あり・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「ただでは陣を渡さない、ってわけね」 |
| 酒井忠次 |
| 「ここを通るのは拙者を倒してからにしてもらおう!」 |
| |
| 慶次 |
| 「んで、俺が門番、ってわけだ。どうする?」 |
| 稲姫 |
| 「力づくでも・・・・・・押し通ります!」 |
| 慶次 |
| 「そうこなくっちゃな! さあ、始めようぜ! |
| 俺の負け、か! 門番は去るのみ、だねえ」 |
| 秀吉 |
| 「稲殿、もうやめんか? 戦は誰も望まぬ・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「今、戦をやめても、訪れるのは偽りの泰平・・・・・・ |
| 私はここで、悔いを残したくない!」 |
| 秀吉 |
| 「戦に負けて、勝負に勝つ。これが、わしらしいがね」 |
| 榊原康政 |
| 「殿、お待たせしました! ここより先は行かせん!」 |
| 忠勝 |
| 「戦場の勇が雌雄を決する時代は終わった」 |
| 稲姫 |
| 「そして、日々という名の戦いが始まる・・・・・・ |
| 父上、稲は・・・・・・弓を置きます」 |
| |
| |
| 5A「上田城防衛戦」(1600) |
| |
| 徳川軍は少数にて勝利を収めた。 |
| |
| だが、秀吉は信雄を懐柔。和睦を果たし、 |
| 天下人の座を手にした。 |
| |
| ここに戦乱の終わりを見た稲姫は、 |
| 真田幸村の兄、信之に嫁ぎ、弓を置いた。 |
| |
| 数年後、秀吉が死去。 |
| 家康が天下取りへと動き出す中、新たな |
| 戦乱の大種が生まれ始めていた。 |
| |
| 「殿、父上、そして泰平の世。 |
| 私は、全てを守ります! |
| 大切なものは、ここに!」 |
| |
| ムービー |
| |
| 真田軍兵士 |
| 「おー!」 |
| 幸村 |
| 「お館様、見ていて下され」 |
| 忠勝 |
| 『戦場の勇が雌雄を決する時代は終わった』 |
| 稲姫 |
| 「父上。私は、もう一度だけ弓を取ります」 |
| くのいち |
| 「へー。やっぱ弓取るんだー。 |
| やっぱ泰平に埋もれたくないもんね~。 |
| 幸村様に呼応して家康を討とうよー。 |
| また乱世が来るから♪ |
| これが最後の機会よん?」 |
| 稲姫 |
| 「この戦いが終われば、私はまた弓を置きます」 |
| くのいち |
| 「でも戦場を感じたら、体が反応しちゃうんじゃん♪」 |
| 稲姫 |
| 「であれば。そんな私と・・・・・・戦います」 |
| |
| 真田昌幸 |
| 「嫁御殿自らの出迎えとは、殊勝なことである |
| 早速、孫の顔を見せてはくれぬか?」 |
| 稲姫 |
| 「乱を望む御本心は、隠し切れぬものですね |
| 甘言を弄しても、城に入れるわけにはいきません!」 |
| 幸村 |
| 「さすがは義姉上。本多忠勝の娘の意地、ですかな |
| ならば、私は真田の意地をお見せいたそう! |
| 北が手薄だ! 北から攻めよ! |
| 敵は疲れているぞ! 攻め続けよ!」 |
| くのいち |
| 「いなち~ん、ダメだよ。家族は大切にしなきゃ♪」 |
| |
| イベントムービー |
| |
| くのいち |
| 「いなちん、いい顔してるよん |
| 戦ってるアンタはさあ」 |
| |
| 幸村 |
| 「義姉上の魂は、昔の戦場で感じたままのもの・・・・・・ |
| ならばその魂、この槍で打ち砕いてみせましょう!」 |
| くのいち |
| 「戦えないいなちんは、ただのいなちんよ! |
| だから、何度でも戦って、ア・ゲ・ル。にゃは!」 |
| 真田昌幸 |
| 「このようなところで、てこずるわけにはいかん! |
| 全軍進め! 必ずや徳川の天下を覆すのだ!」 |
| 稲姫 |
| 「抑え・・・・・・きれない・・・・・・? |
| こんなところで、負ける・・・・・・わけには・・・・・・ |
| 父・・・・・・上・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「本多平八郎忠勝、助太刀に参った! |
| これよりこの地を修羅と化す! 剋目せよ!」 |
| 稲姫 |
| 「父上・・・・・・来て、くださったのですね・・・・・・」 |
| |
| エンディング稲姫“守るべき泰平” |
| |
| くのいち |
| 「アンタ・・・・・・ずるいよ。 |
| 泰平の世になったら、 |
| アンタだってこうなるんだよ。 |
| これは、アンタの未来だよ?」 |
| 稲姫 |
| 「それでもいい。 |
| そのかわり、 |
| 戦いでは満たせなかった何かが満たされる。 |
| だから、私は弓を置く」 |
| くのいち |
| 「アンタ、本当に強いんだ。 |
| アタシは、あの感覚を忘れられる自信・・・・・・ないよ」 |
| 稲姫 |
| 「大丈夫。私だって自信ない。 |
| けどね。 |
| 人は強いんじゃない。 |
| 強くなっていくのよ・・・・・・!」 |
| |
| |
| 4B「山崎の戦い」 |
| |
| かろうじて追っ手を退けたものの、家康は |
| 三河への撤退に失敗した。 |
| |
| 徳川軍は織田の残兵を集めながら態勢を |
| 立て直さんとする。 |
| |
| だが明智軍は再び疲弊しきった徳川軍を |
| 追撃。山崎にてこれを捉えた。 |
| |
| 圧倒的不利な戦況の中、更なる敵が徳川軍に |
| 迫っていた。 |
| |
| 「明智、羽柴、自分自身。 |
| 私は、誰と戦えば・・・・・・。 |
| 参ります」 |
| |
| ムービー |
| |
| 稲姫 |
| 「私の、せい。 |
| 私が戦に溺れ、足手まといになった。 |
| 父上たちも、光秀の軍を振り切れなかっ・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「迷っている間などない。 |
| やがて西より秀吉が来よう。 |
| 殿と光秀をもろともに討ち、天下を手にせんがため。 |
| 我らで、それを討ち果たす」 |
| 稲姫 |
| 「けれど、私はまだ・・・・・・!」 |
| 忠勝 |
| 「戦はお前の都合など聞かぬ。行くぞ!」 |
| |
| 徳川家康 |
| 「兵は疲れ切っておる。前へ出ず、守りに徹せよ |
| 天王山を固め、敵を一人も入れてはならぬぞ!」 |
| 稲姫 |
| 「あの時、私が戦いを望んだから・・・・・・こんなことに?」 |
| 忠勝 |
| 「愚問。今お前は戦の中に在る。それだけのこと」 |
| 光秀 |
| 「第二陣、かかれ! |
| 天王山を包囲し、徐々に追いつめるのです!」 |
| 孫市 |
| 「この前は仕留め損なったけどな |
| 俺にはこの銃が全てなんだ・・・・・・借りは、返すぜ |
| 姫君、婿殿は見つかったかい? |
| なんなら、俺の姫君になる手もあるが、どうだい?」 |
| 稲姫 |
| 「・・・・・・どうせ、その姫君はたくさんいるんですよね |
| あなた・・・・・・少しそこに直りなさい!」 |
| 光秀 |
| 「戦に負けては、全てが水泡に帰します |
| 秀吉が来る前に、何としても家康を討つのです!」 |
| 秀吉 |
| 「光秀! 信長様の仇、覚悟するぎゃ! |
| ここにおるのはみんな敵じゃ・・・・・・逃がすなよ」 |
| 稲姫 |
| 「敵は明智軍ではないの・・・・・・?」 |
| 忠勝 |
| 「愚問。天下を狙う秀吉の戦に、誤りも惑いもなし!」 |
| 慶次 |
| 「この時を待ってたぜ、忠勝殿! 死合おうか!」 |
| 忠勝 |
| 「参れ、慶次! 貴様の全て、その武で見せよ!」 |
| 稲姫 |
| 「私は・・・・・・ずっと、父上を見てきました・・・・・・ |
| 父上は決して戦に惑わない・・・・・・見失わない |
| 私は、もう一度・・・・・・取り戻します、父上!」 |
| 秀吉 |
| 「こ、ここは一旦退こみゃあて!!」 |
| 徳川家康 |
| 「秀吉め、あれほど攻撃しておいて逃げるとはな」 |
| 稲姫 |
| 「殿、戦場に立つからには、それなりの覚悟が必要です |
| 秀吉にもその覚悟があるのか、問いただしましょう」 |
| |
| |
| 5B「大坂城攻略戦」 |
| |
| 徳川軍は明智、羽柴両軍を撃退。信長の仇を |
| 討ち、天下人に名乗りを上げた。 |
| |
| 数年後、家康は天下平定を完成させるべく |
| 秀吉に対し軍を興す。 |
| |
| これより先、秀吉は大坂城を築き、徳川の |
| 動きに備えていた。 |
| |
| 最終決戦の火蓋が今、切って落とされようと |
| していた。 |
| |
| 「父上、私、そして・・・・・・この命。 |
| 私は、全てを受け容れたい。 |
| 命・・・・・・果つるまで」 |
| |
| 徳川家康 |
| 「秀吉がいる限り、徳川の天下はありえまい |
| もはや待つ時ではない。秀吉と雌雄を決するぞ! |
| 真田丸の大筒を止めねば、大坂攻めはままなるまい」 |
| 稲姫 |
| 「私の戦いの意味・・・・・・戦いの果てにあるもの・・・・・・ |
| 私は、見出せるのかな・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「先陣は拙者が救う! それまで持ちこたえよ!」 |
| 秀吉 |
| 「娘を餌に釣られるたあ、おみゃあも焦っとるなぁ!」 |
| 稲姫 |
| 「父上は徳川の至宝。死なせるわけにはいかない! |
| 必ずや、私の手で父上を救ってみせます!」 |
| 幸村 |
| 「城に気を取られたか! 本陣が隙だらけだぞ!」 |
| くのいち |
| 「これぞ、忍法がら空き本陣奇襲の術~」 |
| 稲姫 |
| 「そのようないい加減な名前の術、破ってみせます!」 |
| 秀吉 |
| 「でかしたで、幸村! わしらも続くで!」 |
| 幸村 |
| 「なるほど、研鑽を積まれたようですね。では・・・・・・ |
| 忠勝殿の娘御ではなく、一顧の武士として勝負!」 |
| 稲姫 |
| 「もとよりそのつもりです! いきます!」 |
| くのいち |
| 「戦ってるいなちんってば、ス・テ・キ♪」 |
| 稲姫 |
| 「ありがと。あなたも奪うだけの戦いをやめれば |
| きっと素敵になれると思うけど・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「えっ? あたし今素敵じゃないの? そんな・・・・・・」 |
| 慶次 |
| 「おうおう! 戦らしくなってきたねぇ! |
| 前田慶次、出陣いたす! |
| あんたぁ、だんだん親父さんに似てきたな」 |
| 稲姫 |
| 「腕の方も、近づければよいのですが・・・・・・未熟です」 |
| 慶次 |
| 「未熟なもんか。ま、やってみりゃわかるさ!」 |
| 徳川家康 |
| 「残るは秀吉だけだ。引導を渡してやれ!」 |
| 秀吉 |
| 「これ以上は進ません! これでも食らえ! |
| わしの自慢の鉄砲隊が全滅だぎゃ・・・・・・」 |
| |
| 稲姫 |
| 「私の戦いの意味・・・・・・言葉にはならないけど・・・・・・ |
| 私の弓から伝わってくる。だから、私は戦える! |
| 上の柵を弓で射落とせば、詰所を潰せるのね |
| 私の腕なら、あのくらい余裕・・・・・・よね?」 |
| 慶次 |
| 「あんたも強くなったもんだ・・・・・・だが |
| もう、引き返せないんだぜ? いいのかい? |
| 戦の道は修羅の道・・・・・・命の奪い合いだぜ・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「慶次様・・・・・・最後までその力を誇ることもせず |
| 激しく、しかし優しく私に預けた・・・・・・ |
| あなたと刃交えたこと・・・・・・私は誇りに思います」 |
| |
| 稲姫 |
| 「忍びの気配・・・・・・また、あなたね」 |
| くのいち |
| 「残念、は~ずれ~♪ |
| 頑張ってホントのアタシを探してねン♪」 |
| 幸村 |
| 「感じる。一段とあなたの魂が猛っているのを・・・・・・ |
| 互いの魂を以て生死、決さん! 参られよ!」 |
| 稲姫 |
| 「幸村様・・・・・・あなたの言葉はいつも真剣だった |
| 自分の魂を言葉にしないと不安だったのね |
| 大丈夫。何も言わなくともその志は今私の中に・・・・・・」 |
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| 孫市 |
| 「姫君・・・・・・あなたも、覚悟を決めてしまった、かな? |
| いい男といい女、悲劇の決着をつけようか」 |
| 稲姫 |
| 「孫市様・・・・・・人にも、そして己にも優しいお方だった |
| それゆえ、己の言葉を何一つ発せず、逝かれた・・・・・・ |
| 貴方の下さった切ない命、私の内で育まれましょう」 |
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| くのいち |
| 「アタシって、こう見えてもしつこかったりして |
| いなちんの腕に抱かれて眠る・・・・・・シ・・・・・・アワセ・・・・・・」 |
| 忠勝 |
| 「遅かったな。あとは任せよ」 |
| 稲姫 |
| 「いいえ、私も参ります」 |
| 忠勝 |
| 「・・・・・・手助けはせぬ。一顧の武士として、来い」 |
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| 稲姫 |
| 「秀吉、逃がしません! これで終わりです!」 |
| 秀吉 |
| 「親子ともども、返り討ちだぎゃあ!」 |
| 忠勝 |
| 「見事であったな、稲」 |
| 稲姫 |
| 「父上・・・・・・」 |
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| エンディング2稲姫“捨てられぬ命” |
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| 忠勝 |
| 「お前の戦いの意味は見えたか?」 |
| 稲姫 |
| 「戦いの彼方に何も見出せず、 |
| 散る命を嬉しげに逝かれた方。 |
| 戦いの此方に残したものに惑い、 |
| 果つる命を無念と逝かれた方。 |
| それは戦場に立つべき高みになかった命かもしれません。 |
| ですが、これは乱世。 |
| 運命と戦場に散る命。 |
| それは皆、尊いものであったと。 |
| 私はそうした命を送り、迎えるだけです」 |
| 忠勝 |
| 「忠勝が戦場に果て、逝くときも?」 |
| 稲姫 |
| 「はい」 |
| 忠勝 |
| 「頼むぞ・・・・・・」 |