今川義元(1519~1560)
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| cv河内孝博(青二プロダクション) |
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| 設定年齢:41歳 |
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| 使用武器: |
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| 蹴鞠 |
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| 蹴雅鞠 |
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| 蹴覇将鞠 |
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| 成道七宝珠 |
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| 意富加牟豆美 |
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| 鳳眼光明遍照 |
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| 一人称:まろ |
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| 駿河の名門、今川家の五男として生まれ、 |
| 兄の死後に家督争いを制し、 |
| 18歳で今川家当主となる。 |
| 内政の手腕はかなりのもので、 |
| 分国法を増補改定し、 |
| 領内の安定と国力の増強に努めた。 |
| また一方では、 |
| 武田家、北条家と三国同盟を締結して、 |
| 国外にその威勢を誇示。 |
| 国内外の地盤を固めたのちに悲願の上洛をめざす。 |
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「シナリオ集」
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| 1「桶狭間の戦い」(1560) |
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| オープニング“いざ鞠と共に” |
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| 義元 |
| 「京へ。 京へ上ろうかの」 |
| 今川軍武将 |
| 「おお・・・・・・!」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿! 殿、それではいよいよ」 |
| 義元 |
| 「そうじゃの」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「ははっ!」 |
| 義元 |
| 「京で蹴鞠がしたいのう」 |
| 今川軍兵士 |
| 「敵、織田の軍勢、清洲城を出発!」 |
| 義元 |
| 「尾張のウツケも蹴鞠るかのう? |
| 楽しそうじゃのう」 |
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| 戦闘開始 |
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| 義元 |
| 「今川家の格の違いを見せつけてやるのじゃ! |
| 勝ち目のないこと、思い知らせてやるのじゃ!」 |
| 徳川家康 |
| 「兵糧は運び終えましたぞ |
| ここは拙者に任せ、長照殿は御出馬あれ!」 |
| 信長 |
| 「狙うは今川義元の首。全軍、信長に続け! |
| 遅れは、許さぬ」 |
| 義元 |
| 「い、いかん。本陣を守るのじゃ!」 |
| 濃姫 |
| 「気を許し、あらわになった喉元に |
| 牙を突き立ててあげましょう」 |
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| 濃姫 |
| 「あなたの目、意外と曇ってないのね。 |
| だからこの空の下では、何も見えなくなる |
| それじゃ・・・・・・生き残れないわ」 |
| 半蔵 |
| 「主がため・・・・・・覚悟」 |
| 徳川家康 |
| 「徳川の未来のため・・・・・・ |
| 今川殿には悪いが、信長殿と組ませてもらおう」 |
| お市 |
| 「あう~、すっかり遅くなっちゃたよ~ |
| 遅れたぶん、頑張るからね、お兄様!」 |
| 信長 |
| 「フッ、天の流れは信長にある。 |
| ここで退くこともまた、天の望みたることよ」 |
| 徳川家康 |
| 「忠勝よ!」 |
| 忠勝 |
| 「承知! 本多平八郎忠勝、参るぞ!」 |
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| 信長 |
| 「もうよかろう・・・・・・義元、来い・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「娘、なかなか風流なものを持っておるのう」 |
| お市 |
| 「・・・・・・あげないからね」 |
| 義元 |
| 「むう・・・・・・ではこの鞠と取換えぬか、の?」 |
| お市 |
| 「え・・・・・・! 魅力的な提案かも・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「うつけ殿、そなた、どれほどに蹴鞠るのじゃ?」 |
| 信長 |
| 「この信長が蹴るは・・・・・・乱世よ」 |
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| 義元 |
| 「勝つには勝ったが、うつけ殿も中々やるのう・・・・・・ |
| 京の蹴鞠は、先延ばしかの」 |
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| 2「小田原城潜入」 |
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| 今川軍は織田の奇襲を退け、駿府に戻った。 |
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| そこに甲斐の武田信玄から密書が届く。 |
| 北条に不審な動きあり、共にこれを |
| 討ち果たさん、と。 |
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| 盟友信玄の誘いに、義元は二つ返事で |
| これを承諾。小田原へと転身した。 |
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| 「一度会えば盟友。 |
| 日毎会えば兄弟・・・・・・仲良しじゃの。 |
| 朋友とは、うぅ~ん・・・・・・蹴鞠じゃの」 |
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| 戦闘開始 |
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| 義元 |
| 「信玄公の頼みとあっては断れんの |
| とにかく、氏康殿を探さねばの」 |
| 「の。ここはまろたちが抑えたの」 |
| 「妙な柵が、詰所の上にかかっておるの・・・・・・ |
| 妙な柵は・・・・・・弓で狙ってみるといいの」 |
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| 義元 |
| 「残る広間は二つじゃの」 |
| 「あとひとつじゃの」 |
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| 政宗 |
| 「貴様が今川義元・・・・・・バカめ、冴えないやつだわ」 |
| 義元 |
| 「の。そなたも蹴鞠をせぬかの?」 |
| 政宗 |
| 「バカめ! さような子供の遊びなど、せぬわ!」 |
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| 宇佐美定満 |
| 「今川殿、退かれよ!」 |
| 柿崎景家 |
| 「貴殿は、信玄に利用されておりますぞ!」 |
| 謙信 |
| 「義元、なぜ戦う。貴様は信玄に利用されておる」 |
| 義元 |
| 「義元、なぜ戦う・・・・・・かっこいいのう |
| 貴様は信玄に利用されておる・・・・・・これはありえんの」 |
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| 義元 |
| 「氏康殿、戦乱を望んではいかんの」 |
| 北条氏康 |
| 「戦乱など望みはせぬが・・・・・・ |
| おぬし、信玄に何を吹き込まれた?」 |
| 義元 |
| 「氏康殿、もうよいの。またまろや信玄公と仲良くの |
| の? の? の?」 |
| 北条氏康 |
| 「・・・・・・ああ」 |
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| 3「川中島の戦い」(1561) |
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| 今川軍は小田原城を制圧、北条を屈服させ、 |
| 武田を交えた三国で同盟を結んだ。 |
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| その頃、信玄は宿敵・上杉謙信との抗争に |
| 明け暮れていた。 |
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| 両軍の力は拮抗。 |
| 業を煮やした信玄は一計を案じる。 |
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| 信玄の要請を受けた義元は、のこのこと |
| 川中島に足を踏み入れた。 |
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| 「敵とか、味方とか。 |
| 最初に言い出したのは誰かの? |
| 朋友とは、うぅ~ん・・・・・・蹴鞠じゃの」 |
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| 戦闘開始 |
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| 義元 |
| 「謙信公はこの山の上におるのか |
| 信玄公と仲良くするように伝えに行くかの」 |
| 村上義清 |
| 「武田の先鋒か! ここは通さぬぞ!」 |
| 義元 |
| 「の? 下郎、邪魔をするでないの」 |
| 謙信 |
| 「あの動き・・・・・・啄木鳥! |
| 甘く見たものだな・・・・・・宿敵」 |
| 義元 |
| 「謙信公! ・・・・・・留守かのう?」 |
| 信玄 |
| 「・・・・・・謙信、おこともまだまだ甘いのう」 |
| 義元 |
| 「の? の? 何がどうなっておるのじゃ? |
| とにかく、謙信公を追うぞよ!」 |
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| 信玄 |
| 「義元公、戻ったか! |
| これで勝負ありじゃな。謙信を挟みこめ!」 |
| 義元 |
| 「し、信玄公、これは一体どうなっておるのじゃ?」 |
| 謙信 |
| 「利用されておるのだ、捨て駒同然のおとりとしてな」 |
| 信玄 |
| 「人聞きが悪いのう。戦不利と見て好きなことを言う |
| おことが和を望まず、仕掛けてきたのじゃろう?」 |
| 政宗 |
| 「予想通りのようだな、我らは上杉軍に加勢する! |
| あの小賢しい老いぼれを懲らしめてやれ!」 |
| 信玄 |
| 「政宗よ、大局が見えねば天下は取れぬぞ・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「お館様! ここはお任せを!」 |
| くのいち |
| 「こっちも予想通りなのよね~」 |
| 義元 |
| 「ま、まろはどちらにつけばよいのじゃ・・・・・・」 |
| 政宗 |
| 「気づかぬか、バカめ! 幸村を討ち、正義を示せ!」 |
| 幸村 |
| 「否、お館様の王道成就のため、ともに戦うのです!」 |
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| ~上分岐・伊達政宗を撃破し、武田軍につく~ |
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| 信玄 |
| 「義元公、よくぞ王道を見極めた!」 |
| 幸村 |
| 「戦でしか物事を計れぬような輩に |
| 世を治める資格など、ない!」 |
| 信玄 |
| 「さて、それでは義元公! |
| このまま、一気に京に上るとするかの!」 |
| 義元 |
| 「おお、信玄公も京へ向かうのか |
| 信玄公が一緒ならば、百人力じゃの」 |
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| ~下分岐・真田幸村を撃破し、上杉軍につく~ |
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| 謙信 |
| 「そう・・・・・・正義は我らにある!」 |
| 政宗 |
| 「他人を手段として利用するような者が |
| 天下など治められるものか、バカめ!」 |
| 謙信 |
| 「闘争こそ、武士が持つ唯一の言語・・・・・・ |
| 来たれ。真の武士たらんとするならば」 |
| 義元 |
| 「来たれ。・・・・・・の、の!」 |
| 政宗 |
| 「バカめ、喜んでおるわい」 |
| 義元 |
| 「ついていくの! 真の武士になる、の!」 |
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| 4A「小牧長久手の戦い」 |
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| 今川・武田連合軍は川中島にて |
| 上杉軍を撃破した。 |
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| 義元は逸る気持ちを抑えながら |
| 再び上洛の地についた。 |
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| そこに織田と武田の上洛を阻止せんと |
| 立ちはだかる・・・・・・。 |
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| 両軍は小牧長久手の地に対峙した。 |
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| 「今日の敵は明日の友。 |
| つまり・・・・・・ふふ、そういうことじゃの。 |
| 朋友とは、うぅ~ん・・・・・・蹴鞠じゃの」 |
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| ムービー(戦闘開始前) |
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| 朝比奈泰朝 |
| 「殿! 信玄公の意図は明らか。 |
| 殿のご人徳につけこみ、 |
| 己が野望を遂げんとしておるのです!」 |
| 義元 |
| 「人を疑ってばかりでは、いつまでも乱世じゃの」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿!」 |
| 義元 |
| 「じゃ、じゃあの・・・・・・。 |
| う~ん、う~ん・・・・・・。 |
| 十、あ、いや二十鞠を蹴って地に着かせなんだら、 |
| 信玄公に二心なしということで、良いかの? |
| ・・・・・・良いの、良かったの」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「ダメだ・・・・・・ダメすぎる」 |
| 義元 |
| 「鞠は勝敗ではない。 |
| 鞠の心はの、蹴りやすい球を渡す和の心」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「九、十、十一、十二、十三、十四、 |
| 十五、十六、十七、十八、十九・・・・・・あ。 |
| なっ、何も見ておりませぬ!」 |
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| 戦闘開始 |
| |
| 信玄 |
| 「我らは清洲の本陣を死守する! |
| 小牧山は任せたぞ、義元公」 |
| 忠勝 |
| 「やむを得ぬな、我らは打って出る!」 |
| 稲姫 |
| 「父上、あとはお任せを!」 |
| 忠勝 |
| 「うむ・・・・・・役目を、果たせ・・・・・・」 |
| 稲姫 |
| 「この先は・・・・・・通しません!」 |
| 徳川家康 |
| 「忠次、康政、直政! 敵の本陣を狙え! |
| 三河武士の力、天下に見せつけよ!」 |
| 義元 |
| 「氏真、あとは任せたぞよ」 |
| 忠勝 |
| 「稲・・・・・・そなたの死、無駄にはせぬぞ!」 |
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| 忠勝 |
| 「三河武士の魂、確かに受け取った!」 |
| 酒井忠次 |
| 「忠勝!! おぬしの無念、拙者が晴らす!」 |
| 徳川家康 |
| 「これまでか・・・・・・打って出よ! 敵に一矢報いるぞ!」 |
| 光秀 |
| 「家康殿。御家臣の死、無駄にするおつもりか! |
| 我らの後にもまだ援軍は続いております!」 |
| 徳川家康 |
| 「うむ。小牧山を取り返せ! 信長殿の援軍を待つ!」 |
| 信玄 |
| 「家康を小牧山に入れてはならん! 追うぞ!」 |
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| 信玄 |
| 「ええい。古びた木など壊して通ればよい!」 |
| 今川氏真 |
| 「城を守れ! 城を守れ! 城を守るのじゃ!」 |
| 半蔵 |
| 「このような者、守りにならず・・・・・・笑止なり」 |
| 徳川家康 |
| 「わしを使っていた義元殿も、今や信玄に使われ |
| いやはや、わからないものですな・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「使う使われるだけが、この世ではないぞよ」 |
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| 5A「京洛蹴鞠会」 |
| |
| 今川・武田連合軍は徳川軍を撃破。 |
| ついに入京を果たした。 |
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| 義元は直ちに蹴鞠会を執り行わんと |
| 喜び勇んで準備に取り掛かる。 |
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| だが、京に残る織田信長とその軍勢が最後の |
| 抵抗を試みんと、戦いを挑んできた。 |
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| 「皆が一つになって蹴鞠る姿、 |
| 想像しちゃったの。 |
| 蹴鞠とは、うぅ~ん・・・・・・楽しいの、の!」 |
| |
| 戦闘開始 |
| |
| 信玄 |
| 「風林火山の旗、京に立てるは今ぞ! |
| この戦を、戦国最後の戦とせよ! |
| 手強~い蘭丸が守る南門は避けるが吉じゃな」 |
| 信長 |
| 「全門開け! これより、信玄の首を獲る」 |
| 濃姫 |
| 「ダメよ。飼犬は飼犬らしくおとなしくしてなさい |
| 抜け出したいのなら、檻を破ることね」 |
| 信玄 |
| 「こりゃあかなわん。義元公、後は任せたぞ~」 |
| 濃姫 |
| 「その目で、もう一度見てみるべきね |
| あなた自身と、あなたを覆う全てを」 |
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| 信玄 |
| 「さすがは義元公。腐っても海道一の弓取りじゃな」 |
| 義元 |
| 「の? まろは腐ってなどおらぬぞよ」 |
| 信玄 |
| 「い~や、腐っておるよ。何故ならな・・・・・・ |
| このわしの心も、見抜けぬのだからな」 |
| 義元 |
| 「し、信玄公、これはどういうことぞ?」 |
| 信玄 |
| 「すまぬな、義元公。じゃがなあ・・・・・・ |
| 口車に乗せられてホイホイ戦をする者がいては |
| 戦国は終わらぬ。泰平は来ぬのじゃよ」 |
| くのいち |
| 「ごめんねー。まろに恨みはないけど、戦だからねー」 |
| 義元 |
| 「戦などなくなってしまえばよいのにのう |
| さすれば、一日中蹴鞠をして暮らせるぞよ」 |
| くのいち |
| 「アタシも一日中寝てくらせるのにねー |
| ・・・・・・って、それじゃダメな人じゃん」 |
| 幸村 |
| 「これも戦場の定め・・・・・・お恨みめさるな、今川様」 |
| 義元 |
| 「恨む? そうではないぞよ、幸村殿 |
| まろが勝てば、また全て元通りじゃろ」 |
| 幸村 |
| 「フッ・・・・・・では、参る!」 |
| |
| イベントムービー |
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| 信玄 |
| 「すまんなぁ、義元 王道のカッコよさに・・・・・・ |
| おことは不要だ」 |
| |
| エンディング今川義元“天下一の弓取り” |
| |
| 信玄 |
| 「うーむ・・・・・・。 |
| あったかいなあ。 |
| 信長公。 |
| わしやおことの天下は、 |
| どのくらい続いたんだろうなあ」 |
| 信長 |
| 「フン」 |
| 信玄 |
| 「実感じゃ。 |
| 理由なんぞ、なんもない。 |
| ああ・・・・・・ぽかぽかだ。 |
| はははは、ぽっかぽかだのう」 |
| 義元 |
| 「蹴鞠の極意はの・・・・・・の?」 |
| 信玄 |
| 「・・・・・・ははははは。 |
| 天下一の弓取りは、弓を取らぬわ。 |
| ははははは」 |
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| 4B「上田城攻略戦」 |
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| 今川軍は上杉軍と共に武田信玄を撃破した。 |
| |
| 追い詰められた武田軍は兵を退き、 |
| 堅城と名高き上田城に立て籠もった。 |
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| これに対し、謙信は宿敵との決着をつけんと |
| 進軍を開始。 |
| |
| 義元はなんとなくこれを追いかけた。 |
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| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ。 |
| 呪文じゃの。 |
| 朋友とは、うぅ~ん・・・・・・蹴鞠じゃの」 |
| |
| ムービー(戦闘開始前) |
| |
| 謙信 |
| 「ふぅむ」 |
| 政宗 |
| 「なるほど。 謙信は名将。 |
| 龍と称されるだけのことはある。 |
| お前が憧れる気持ちもわかる。 |
| バカめ! |
| じゃがその真似をしたところで、 |
| ブタは龍になれぬわ!」 |
| 義元 |
| 「んぷっ」 |
| 政宗 |
| 「特に信玄に利用される、 |
| 底が抜けたようなお人好しに・・・・・・」 |
| 謙信 |
| 「はあっ!」 |
| 義元 |
| 「ほおっ!」 |
| 政宗 |
| 「こら! |
| 人の話を最後まで聞かぬか、バカめ!」 |
| |
| 城外戦開始 |
| |
| 謙信 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
| 毘沙門天よ・・・・・・我に力を与えたまえ |
| 宿命を、終わらせる力を! |
| 南・北・東の三方より上田を攻める! |
| 政宗、慶次、城内で我と落ち合え! |
| ここは敵地、兵が途切れぬよう専心せよ」 |
| 幸村 |
| 「謙信! 貴様の命運ここで断つ!」 |
| 義元 |
| 「まろが上田城に一番乗りぞよ!」 |
| 慶次 |
| 「お! やるもんだねえ、あんたも」 |
| 政宗 |
| 「バカめ! 貴様一人の力ではないわ!」 |
| 慶次 |
| 「この城には、誰もいないみたいだねえ」 |
| くのいち |
| 「さぁて、呼ばれて飛び出て何とやらってね~」 |
| 政宗 |
| 「また貴様か・・・・・・バカめ・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「まろ、謙信みたいになりたいんだって? 無理! |
| まろが謙信って、ぶちゃけありえないよね~」 |
| 政宗 |
| 「だからわしも言っておるのだ、無理だと!」 |
| 義元 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ」 |
| 慶次 |
| 「おっ、謙信の旦那の真似かい? 結構イケてるぜ! |
| けど、意味わかって言ってんのかい?」 |
| 義元 |
| 「のー!」 |
| |
| 信玄 |
| 「援軍なき籠城は下策! 打って出るぞ!」 |
| 幸村 |
| 「上田に幸村ある限り、好き勝手にはさせないっ!」 |
| くのいち |
| 「にゃは♪ 幸村様だけ生き返るなんてずるぅ~い♪」 |
| 謙信 |
| 「戦、見事。義元、少しは闘争を知ったか」 |
| 義元 |
| 「義元、少しは闘争を知った・・・・・・の、の、の!」 |
| 政宗 |
| 「フン・・・・・・知ったことにならぬわ、バカめ・・・・・・」 |
| 謙信 |
| 「上田の城、見事落としてみせよ」 |
| |
| 城内戦開始 |
| |
| 義元 |
| 「今川軍だけでこの城を落とさねばならぬのか・・・・・・ |
| まろたちだけで落とせるかのう・・・・・・」 |
| 今川氏真 |
| 「ち、父上・・・・・・来て下さいましたか・・・・・・ああ・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「まろの息子ながら・・・・・・情けないものよのう・・・・・・」 |
| 岡部元信 |
| 「殿、お気をつけて」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿! 何やらご立派になられましたなあ・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「おおっ! 殿!」 |
| |
| 幸村 |
| 「今川様、以前は盟友だったゆえ、手心もあったが |
| あなたが武士たらんとするのであれば、 |
| 容赦はしない! 参られよ!」 |
| 義元 |
| 「幸村殿、すまんのう・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「武士と武士、相見えたのなら答えは一つ |
| 恨むことなどない・・・・・・ご自分を誇りに思われよ」 |
| |
| くのいち |
| 「ここにいるのは意外にもあたしでした~」 |
| 義元 |
| 「の、の、の、の、の、の・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「素直に驚いてもらえるとちょっと嬉しいよね~ |
| それでは、ぶんし~ん!」 |
| 信玄 |
| 「そしてわしが出てきて挟み撃ちというわけじゃ」 |
| 義元 |
| 「の、の、の、の、の、の・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「素直に驚いてもらえるとはありがたいのう」 |
| |
| 今川氏真 |
| 「父上! 父上! 父上!」 |
| 岡部元信 |
| 「殿! ご無事で!」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿! お待たせいたしました!」 |
| 謙信 |
| 「よくやった・・・・・・義元 |
| これより上洛する。京にて相見えようぞ・・・・・・ |
| 己の道を切り拓け・・・・・・闘争だ!」 |
| |
| |
| 5B「本能寺肝試し」 |
| |
| 上杉・今川連合軍は上田城を陥落させ、 |
| 破竹の勢いで上洛を果たした。 |
| |
| だが、謙信はあくまでも闘争を求め、 |
| 突如天下人を決めんと義元に決戦を挑む。 |
| |
| 浮き足だつ家臣をよそに、 |
| 義元はこれを勝手に受けて立った。 |
| |
| 「モット・モット・ゴウカイニ。 |
| 生きてみようかの。 |
| 宿敵とは、うぅ~ん・・・・・・闘争じゃの」 |
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| 戦闘開始 |
| |
| 謙信 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
| 毘沙門天よ・・・・・・我らが闘争、とくと見守られよ」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿、決して御無理はなさるな!」 |
| 義元 |
| 「しつこいのう・・・・・・まろは平気じゃの |
| この戦、勝って、謙信殿のようになるのじゃ!」 |
| 慶次 |
| 「京でケンカとくりゃあ、この前田慶次 |
| 黙ってるわけにはいかないねえ。行くぜえ!」 |
| 政宗 |
| 「なぜわしまで付き合わねばならんのだ! |
| 義元! 痛めつけてやるから覚悟せよ! 行くぞ!」 |
| |
| 慶次 |
| 「俺を倒すなんて、あんた、立派な武士だぜ」 |
| 政宗 |
| 「フン、少しは認めてやるとするか・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「そうかの? これでまろも真の武士かの?」 |
| 政宗 |
| 「調子に乗るな!」 |
| 信長 |
| 「見事な戦よ・・・・・・義元・・・・・・ |
| この信長も、くだらぬ戦でうぬを試してやろう」 |
| 慶次 |
| 「やれやれ、とんだ邪魔者だな |
| 腕試しは後回しだ、加勢するぜ!」 |
| 政宗 |
| 「漁夫の利とは、魔王のすることとは思えんな |
| 義元! 手伝ってやるわ、バカめ!」 |
| 義元 |
| 「い、いかん。こ、ここはまろに任せるぞよ」 |
| 謙信 |
| 「待て・・・・・・家臣を率いるも武士の器 |
| 貴様を信じる者を、守ってみせよ」 |
| 朝比奈泰朝 |
| 「殿、我々も忘れてもらっては困りますな」 |
| 義元 |
| 「お、おぬしら・・・・・・」 |
| 蘭丸 |
| 「京の町に軍を入れ、私闘をするとは・・・・・・ |
| このような狼藉、見過ごせません!」 |
| 義元 |
| 「の? 真の武士になるための闘争ぞよ?」 |
| 蘭丸 |
| 「争うだけでは、真の武士にはなれません!」 |
| 濃姫 |
| 「あら、随分とたくましくなったのね。見違えたわ」 |
| 義元 |
| 「そ、そうかのう?」 |
| 濃姫 |
| 「たくましいだけじゃ・・・・・・物足りないけど」 |
| 謙信 |
| 「見事な戦だ・・・・・・義元! |
| この謙信自ら、貴様を見極める!」 |
| |
| イベントムービー |
| |
| 謙信 |
| 「義元。ただ闘い、ただ争わん! |
| 信ずるは・・・・・・闘争だ」 |
| |
| 謙信 |
| 「この艱難、よくぞ乗り越えた! 義元! |
| もはやその器、この謙信が及ぶところに非ず」 |
| 義元 |
| 「な、なんと・・・・・・それではまろは?」 |
| |
| エンディング2今川義元“もののふの道” |
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| 謙信 |
| 「完敗だ勝者。 |
| 一献参らせたい。 |
| 貴様を超える男はない。 |
| 天下は任せたぞ・・・・・・友よ」 |
| 政宗 |
| 「杯を交わした者は友、か」 |
| 義元 |
| 「一献参らせたな」 |
| 政宗 |
| 「ん?」 |
| 義元 |
| 「んぷっ」 |
| 政宗 |
| 「わ、わしは飲まぬぞ、バカめ」 |
| 義元 |
| 「貴様を超える男はない。 |
| 天下は任せたぞ」 |
| 政宗 |
| 「おい!? |
| 馬、わし、大事・・・・・・」 |
| 義元 |
| 「友よ」 |
| 政宗 |
| 「くく・・・・・・はははははは! |
| 底抜けが底なしに化けたわ! バカめ!」 |