真田幸村(1567~1615)
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| cv草尾毅(青二プロダクション) |
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| 設定年齢:18歳 |
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| 身長:175cm |
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| 使用武器:十文字槍 |
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| 両鎌槍 |
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| 十文字槍 |
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| 月形十文字槍 |
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| 紅交龍牙 |
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| 炎槍素戔鳴 |
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| 煉鎗赦羅漢 |
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| 一人称:私(わたし) |
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| 武田家に仕え、 |
| 尽きぬ闘志と純粋なる義侠心をもって合戦にのぞみ、 |
| その勇猛ぶりから「日本一の兵(つわもの)」と呼ばれた。 |
| 大坂冬の陣における徳川軍との戦いでは、 |
| その天賦の才をいかんなく発揮し、 |
| 寡兵ながらも互角以上の戦いを繰り広げる。 |
| そして大坂夏の陣では、 |
| 徳川の本陣に猛攻をしかけて、家康を追いつめた。 |
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「シナリオ集」
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| 1「川中島の戦い」(1561) |
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| オープニング“風林火山、動く” |
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| 信玄 |
| 「・・・・・・武田本隊を囮として敵の注意をひく。 |
| 幸村率いる別働隊が迂回。 |
| 背後より妻女山上の謙信の横腹をつつき、 |
| 本隊へと追い込み、せん滅する。 |
| これ、啄木鳥が虫を燻り出すがごとく。 |
| さあて、やるかね」 |
| 幸村 |
| 「はあっ たあっ」 |
| くのいち |
| 「ふふっ」 |
| 謙信 |
| 「ふぅむ。来るか、宿敵」 |
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| 謙信 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
| 毘沙門天よ・・・・・・我に力を与えたまえ |
| この戦に勝利する、力を! |
| 八幡原の部隊を蹴散らすは、正道 |
| 炊煙が信玄の奇策ならば、海津城は手薄・・・・・・ |
| 謙信の進むべき道は正か、奇か」 |
| 信玄 |
| 「さて、謙信の相手をしてやるかね |
| 別働隊は海津城方面より、妻女山へ奇襲をかけよ! |
| 本隊は、兵を割いたこと悟られぬよう奮戦せよ!」 |
| くのいち |
| 「こんな時に役に立つのが、アタシですよ |
| 謙信さ~ん? お留守ですか~?」 |
| 謙信 |
| 「さすが宿敵・・・・・・とでも言えばよいか」 |
| 信玄 |
| 「幸村の動きは、悟られておらぬようだな」 |
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| イベントムービー“啄木鳥見破ったり” |
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| 武田軍兵士 |
| 「上杉軍、動きました! やったぞ! おお!」 |
| 信玄 |
| 「いや、啄木鳥にかかったにしては早い・・・・・・」 |
| 謙信 |
| 「謙信に陽動などいらず。宿敵、その首もらいうける!」 |
| 信玄 |
| 「やはり一筋縄ではいかんかぁ。さすがよ謙信」 |
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| 信玄 |
| 「全軍、一旦退くぞ!」 |
| 幸村 |
| 「まさか・・・・・・! 本陣が危ない! |
| 皆、急ぎ本陣へ引き返すぞ!」 |
| 信玄 |
| 「別働隊が合流するまで、本陣を死守せよ!」 |
| 山本勘助 |
| 「謙信! 逃がさんぞ!」 |
| 信玄 |
| 「行くことは流れのごとし、とは、な・・・・・・ |
| すまぬ信繁・・・・・・わしとしたことが・・・・・・」 |
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| イベントムービー“謙信単騎突入” |
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| 謙信 |
| 「なんだ、その顔は? もっと戦を愉しもうぞ、宿敵」 |
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| 幸村 |
| 「お館様ご無事で!」 |
| 信玄 |
| 「幸村、戻ったか! |
| これで形勢逆転だ! 一気に押し潰すぞ!」 |
| 幸村 |
| 「そなたは一刻も早く本陣へ戻れ! |
| ここは私たちで何とかする!」 |
| くのいち |
| 「わっかりました~! くのいちの本領発揮ね!」 |
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| イベントムービー“みーちゃった” |
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| くのいち |
| 「にゃ~る♪ |
| みーちゃった、みーちゃった、クフフフ♪」 |
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| くのいち |
| 「お館様ぁ~ご無事ですかぁ?」 |
| 信玄 |
| 「見くびるでない。わしなら心配無用 |
| それより、幸村を助けてやれい |
| あやつには、おことの助けが必要であろう」 |
| くのいち |
| 「なんか含みのあるセリフ・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「がはは。まあ、おじさんだからのう」 |
| 謙信 |
| 「宿敵・・・・・・これならどうだ?」 |
| 信玄 |
| 「あの陣構え、絶えぬ攻撃・・・・・・車懸りの陣か! |
| ならば、鶴翼の陣で迎え撃つ!」 |
| 謙信 |
| 「劣勢か・・・・・・勝負は預けたぞ、宿敵!」 |
| 信玄 |
| 「やれやれ、あれだけ暴れておいて逃げるのか? |
| きついお灸を据えてやらんといかんなあ」 |
| 謙信 |
| 「貴様の力、見せろ! 宿敵!」 |
| 信玄 |
| 「おことは、相変わらず力を無駄に使っておる |
| もっと力の使いどころを見極めんか!」 |
| 幸村 |
| 「お館様には、乱世を治める役目がある |
| 上杉謙信! 貴様の相手は、この真田幸村が承る!」 |
| 謙信 |
| 「退け・・・・・・己が器、謙信に値せず」 |
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| 2「三方ヶ原の戦い」(1572) |
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| 上杉謙信の撤退により、川中島の戦いは勝利に終わる。 |
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| これを好機と見た信玄は、上洛を開始。 |
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| だが、その進路には三河の英傑・徳川家康 |
| が待ち受けていたのである。 |
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| 「三方ヶ原での決戦。 |
| 家康が夜戦にのった理由。 |
| それは・・・・・・。 |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が魂の炎となりて!」 |
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| イベントムービー“次にお前は出陣すると言う” |
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| 幸村 |
| 「なぜ籠城している家康を討たぬのです |
| 放っておいては必ず後々・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「戦などせんほうがよいのだよ」 |
| 徳川家康 |
| 「ぬうっ」 |
| ガヤ |
| 「おおっ!? どうどうっ! おー!?」 |
| 信玄 |
| 「ま、そのあたりがわからんのが、若さ、か」 |
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| 徳川家康 |
| 「これは・・・・・・信玄にしてやられたというわけか |
| だが、もはや退けぬ・・・・・・全軍、無闇に動くな! |
| 適度に戦い、引き上げるのだ!」 |
| 信玄 |
| 「引きつけよ! 無闇に前に出るな! |
| 動かざること、山のごとしというやつだ |
| 小山田軍! 投石を始めいっ! |
| 家康よ。おことのお手並み、見せてもらおうか」 |
| 石川数正 |
| 「お、おのれ! ふざけおって!」 |
| 徳川家康 |
| 「こら、待たぬか! 止まれ! |
| 主君も未熟なれば、家臣もまた・・・・・・か・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「それ以上南に出るでないぞ。敵を引きつけよ! |
| よし、今だ! 第二陣、突撃せよ! |
| 徳川のひよっこに、戦の仕方を教えてやれ! |
| 侵略すること火の如しというやつだ」 |
| 滝川一益 |
| 「武田軍の力が、これほどまでとは・・・・・・ |
| 信長様にお伝えせねば・・・・・・撤退する!」 |
| 信玄 |
| 「ふふふ、沈む船から鼠が逃げ出しおる |
| 逃がすな! まだ追いつけるぞ! |
| 疾きこと風の如しというやつだ |
| ふむ、逃がしてやってもかまわんが・・・・・・ |
| もう少し、教えてやろうかね |
| 戦というもの、主君というものをな」 |
| 忠勝 |
| 「ここで殿を死なすわけにはいかぬ! |
| 三河武士の意地を見せよ! 敵に背を向けるな!」 |
| 信玄 |
| 「家康には勿体無いものが、二つあるよなぁ |
| あの珍しい兜と、本多忠勝という男よ |
| 本多忠勝を破った者は、第一の手柄とする!」 |
| 半蔵 |
| 「負け戦・・・・・・ |
| 影の戦は、これより始まる・・・・・・ |
| 静かなること・・・・・・林の如しだな、英雄よ・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「妙だな・・・・・・何故、あのような門を |
| あの方角・・・・・・まずい!」 |
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| イベントムービー“巨星墜つ” |
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| 信玄 |
| 「乱波、め・・・・・・ぐっ」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・滅却」 |
| 幸村 |
| 「お館様!」 |
| 信玄 |
| 「信玄死すと聞けば、敵は勢いづこう |
| 我が死は、隠せ。これからは・・・・・・ |
| ゆ・・・・・・きむら・・・・・・手を・・・・・・ |
| 信玄の志・・・・・・確かに渡した・・・・・・ぞ」 |
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| くのいち |
| 「くうっ・・・・・・ドジったなあ・・・・・・ |
| とにかく、お館様の手当てを!」 |
| 幸村 |
| 「お館様の死を悟られるわけにはいかん! |
| 本陣、後退せよ!」 |
| くのいち |
| 「このままじゃ、終われないっ! |
| 馬鹿にされっぱなしじゃ、本当の馬鹿だからね」 |
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| イベントムービー“運命の出会い” |
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| くのいち |
| 「変わり身!? にゃは♪ そうこなくっちゃ」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・殺」 |
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| 幸村 |
| 「貴様が、お館様を・・・・・・その命で、償ってもらおう!」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・殺」 |
| くのいち |
| 「あぶなかったぁ・・・・・・ |
| お館様が死んだなんてばれたら、大変だったにゃあ」 |
| 幸村 |
| 「このまま、上洛は続けられまい・・・・・・ |
| 一度、退くしかないのか・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「お館様が死んじゃったんじゃあ・・・・・・ |
| 武田も終わりかにゃ・・・・・・身の振り方考えなきゃ」 |
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| 3A「長篠の戦い」(1575) |
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| 服部半蔵の奇襲により、武田信玄は三方ヶ原 |
| に散った。 |
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| その子・勝頼は信玄の悲願上洛を |
| 果たすべく行動を開始。 |
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| だが、その行く手に織田信長の軍勢が現れた。 |
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| 「信長の布陣、腑に落ちぬ。 |
| こんな時、お館様なら・・・・・・。 |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が魂の炎となりて!」 |
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| 武田勝頼 |
| 「全軍突撃! 武田騎馬軍団の武、世に知らしめよ!」 |
| 幸村 |
| 「殿、思い止まりくだされ! |
| 敵の馬防柵破ること、容易ではありませぬ」 |
| 武田勝頼 |
| 「幸村よ、そなたはまだ若い |
| まずは、長篠の城でも攻略しておるがよい」 |
| くのいち |
| 「若さ、若さって何だ~♪」 |
| 武田勝頼 |
| 「くっ、伏兵だと・・・・・・」 |
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| イベントムービー“革命の号砲” |
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| 信長 |
| 「撃て!」 |
| 武田軍兵士 |
| 「ぐわぁっ」 |
| 信長 |
| 「さあ変わらぬ者よ。裁きの時ぞ」 |
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| 武田勝頼 |
| 「ひるむな! 突撃を続けよ! |
| 次の弾込めまでに信長の本陣に突っ込むのじゃ! |
| 何故だ、何故打ち破れぬ・・・・・・ |
| 火縄の弾込めの間に、騎馬が届くはず・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「撃ち手が交代することで、連射は可能になる |
| 一人の猛将はもはや要らぬ。知と数が、全てを制す |
| フン、救えぬ愚か者よ・・・・・・止めを刺してやるがよい」 |
| 慶次 |
| 「ようやく出番ってわけかい。行くぜぇ! |
| 勝頼さんよ、首は、綺麗にしてあるかい? |
| 見事な死に様よ・・・・・・ |
| 戦さ人とは、かくありたいものだねえ・・・・・・ |
| あんたが噂の真田幸村かい |
| いい、男振りだぁ。凛々しいねえ」 |
| 半蔵 |
| 「敗れたか・・・・・・戦さ人よ・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「半蔵! せめて貴様だけでも!」 |
| 半蔵 |
| 「チッチッチッ・・・・・・無謀なり・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「殿、お味方は総崩れにございます |
| ここは一度お退きください!」 |
| 武田勝頼 |
| 「・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「殿!」 |
| 武田勝頼 |
| 「むうう・・・・・・やむを得ん! 退くぞ! |
| よし、ここまでくればもう安心であろう |
| 甲斐へ戻るぞ!」 |
| 幸村 |
| 「お待ちください、殿。このような場合は |
| 傷を負った者が戻るを待つべきでございます」 |
| 武田勝頼 |
| 「・・・・・・そうであるな」 |
| くのいち |
| 「やれやれ、負け方も知らないとはね~」 |
| 幸村 |
| 「私が、信長めを驚かせて参ります」 |
| 信長 |
| 「こせがれか・・・・・・よくぞここまで来たものよ・・・・・・ |
| うぬが信玄の教えを受け継ぐ者ならば・・・・・・ |
| 去るがよい。引き際を、わきまえよ」 |
| 幸村 |
| 「何という、有様・・・・・・ |
| これが、あの武田軍なのか・・・・・・ |
| お館様、申し訳・・・・・・ございませぬ・・・・・・」 |
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| 4A「上田城防衛戦」(1600) |
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| 武田家は長篠の一戦ののち滅亡した。 |
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| 幸村は居城・上田に帰還。 |
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| 勢力回復を図るが、そこに甲信併呑を狙う |
| 徳川軍が攻め寄せて来るのだった。 |
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| 「もはや武田はない。 |
| だが・・・・・・私は! |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が魂の炎となりて!」 |
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| 徳川家康 |
| 「これより我が軍は、東と北より上田城を包囲する! |
| 布陣が整うまで、無闇に突出するでないぞ」 |
| 真田昌幸 |
| 「わが秘策により上田は守り通す! |
| 幸村、敵を北門に近づけるな」 |
| 徳川家康 |
| 「半蔵、城内の様子を知らせよ」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・承知」 |
| 真田昌幸 |
| 「幸村、徳川の軍勢を上田城へ誘い込むのじゃ」 |
| 本多忠政 |
| 「真田幸村! 尋常に勝負せよ!」 |
| 真田軍兵士 |
| 「お、おい、この戦、大丈夫なのか?」 |
| 真田昌幸 |
| 「よし、いよいよ仕上げじゃな |
| 幸村、急ぎ戸石城へ赴き、水門を開けるのだ! |
| よいか、幸村。わしがよいと言うまでは・・・・・・ |
| 水門を開けてはならんぞ |
| 今おぬしがいる所から、水門を開けられる |
| ひとたび水門が開けば・・・・・・ |
| 神川が千曲川にぶつかるあたりが流れるであろう |
| わかるな? 徳川を洪水に巻き込むのだ |
| 好機! 徳川軍をまとめて押し流してしまえ!」 |
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| イベントムービー“濁流、徳川軍を押し流す” |
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| 徳川家康 |
| 「なんとッ!」 |
| 徳川軍兵士 |
| 「なッ! わああぅっ」 |
| 徳川家康 |
| 「幸村の水計で先鋒は総崩れだと!? |
| ・・・・・・真田め、やりおる」 |
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| 真田昌幸 |
| 「よくやった! 勝負はこれからじゃ!」 |
| 徳川家康 |
| 「ぬぬぬ、わしを本気で怒らせたな! |
| 半蔵よ、昌幸を討て、あやつだけは許さん」 |
| 幸村 |
| 「兄上といえども、手加減するわけには参りません」 |
| 真田信之 |
| 「わかってるさ」 |
| 幸村 |
| 「この勝利、一体何になるというのだ・・・・・・ |
| 私は・・・・・・」 |
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| 5A「大坂夏の陣」(1615) |
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| 上田城での勝利は局地的なものに |
| 過ぎなかった。 |
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| 数年後、天下の大半を掌握した徳川家康は |
| 依然侮り難い力を持つ豊臣家の征討を決意。 |
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| 幸村はあくまで徳川の天下に抗わんと |
| 大坂城に籠もるのだった。 |
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| 「徳川の天下、か。 |
| いや、まだだ・・・・・・まだ! |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が命と共に!」 |
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| イベントムービー“黄昏の戦士たち” |
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| くのいち |
| 「やだやだ。なに、このマジメな戦い? |
| 話のスジからして絶対負け戦だってのにさァ」 |
| 幸村 |
| 「まだ、だ |
| わたしが、家康の首をとる」 |
| くのいち |
| 「バカみたい」 |
| 幸村 |
| 「ひとりでもやるさ」 |
| くのいち |
| 「いや~男だねェ |
| アタシも愉しいから付き合おうかな? にゃははは♪」 |
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| 徳川家康 |
| 「この戦、誰のためでもない |
| ただ、天下百年の安泰のため |
| 戦乱を終わらす戦いぞ! 者ども進め!」 |
| 幸村 |
| 「この戦、もはや万に一つも勝つ見込みはあるまい |
| なれば、真田の名に恥じぬ死に場所を求めるのみ」 |
| 徳川家康 |
| 「真田幸村は油断ならぬ男、迂闊に近寄るな! |
| 兵力は我が方が圧倒的だ、焦ることはない」 |
| 幸村 |
| 「時を稼がれては兵の少ない我らが不利 |
| 敵を真田丸に誘い込む。幸村の戦、始めるぞ!」 |
| くのいち |
| 「それが男の世界なのね~♪ 素敵~♪ |
| ま、正直つきあいきれないけどね☆ |
| アタシには、アタシの世界があるワケで~」 |
| 前田利常 |
| 「おのれ・・・・・・負け犬がチョロチョロと!」 |
| 幸村 |
| 「よし、もう一軍団も誘い出せ! |
| 真田丸、始動せよ!」 |
| 徳川家康 |
| 「本丸に砲撃を浴びせろ。戦が嫌になるまでな」 |
| 幸村 |
| 「今こそ、秀頼様が陣頭に立たねば |
| 死んでいった者たちが、報われぬ戦になる」 |
| くのいち |
| 「なら、アタシが先に行って説得しようかな |
| 幸村様には、任せてらんないもんね~ |
| 実は、真田丸にも抜け道があるのよね~」 |
| 幸村 |
| 「開門せよ! 真田幸村、秀頼様にお目通り願う!」 |
| 大野治長 |
| 「開けるな。真田は敵に通じておるやもしれぬ |
| 開けてしまえば、本丸が危うくなるしな」 |
| 幸村 |
| 「この期に及んで味方を信じることが出来ぬとは |
| 味方・・・・・・か・・・・・・勝永殿であれば、あるいは・・・・・・ |
| 開門せよ! 真田幸村、秀頼様にお目通り願う!」 |
| 毛利勝永 |
| 「秀頼様に御出馬を願うのか、幸村殿! |
| 我らもお手伝い致そう。皆、敵を食い止めよ!」 |
| くのいち |
| 「秀頼様、今すぐ出陣した方がいいですよん |
| じゃないと、味方が負けちゃいます~」 |
| 大野治長 |
| 「何だ貴様は・・・・・・無礼な」 |
| くのいち |
| 「はいはい、ザコは引っ込んでてね」 |
| 豊臣秀頼 |
| 「わ、わかった。出陣致そう」 |
| くのいち |
| 「ここで死ぬのも、後で死ぬのもおんなじだもんね」 |
| 豊臣秀頼 |
| 「あわわ・・・・・・やはり、城から出ることなどできぬ」 |
| くのいち |
| 「あーもう面倒くさいわね~。わかったわよ! |
| 城の隅でガタガタ震えて待ってなさい!」 |
| |
| 幸村 |
| 「秀頼様! 今すぐ御出馬を! |
| さすれば兵の士気上がり、勝機も見えましょう! |
| 私を、信じてください。必ずや、勝利してみせます」 |
| 大野治長 |
| 「承知した。真田殿は、戻られよ」 |
| 政宗 |
| 「この政宗が徳川の天下に味方? ・・・・・・バカめ! |
| 伊達の武名を天下に示す好機なだけよ! 行くぞ!」 |
| 幸村 |
| 「秀頼様の信頼に応えねば、御出馬はかなうまい |
| これで、秀頼様の御出馬を待つのみだ |
| 頼む・・・・・・」 |
| 大野治長 |
| 「真田は勝つなどと言っておったが・・・・・・ |
| やはり、秀頼様を危険に曝すわけにはいかぬ」 |
| 幸村 |
| 「やはり・・・・・・こうなる、か |
| わかってはいた・・・・・・わかってはいたが・・・・・・」 |
| |
| イベントムービー“幸村、特攻” |
| |
| 幸村 |
| 「負け戦・・・・・・ |
| だが、わたしの内なる闘志はそれを拒む |
| これが武門の意地、か 家康の首、必ず・・・・・・」 |
| ガヤ |
| 「おおおおお!」 |
| |
| 大野治長 |
| 「よし! 全軍突撃! 豊臣の意地を見せよ!」 |
| 徳川家康 |
| 「こうなることは見えておった。半蔵、首尾は?」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・全て、整えり」 |
| 徳川家康 |
| 「よし、全軍突撃! 豊臣を根絶やしにせよ!」 |
| 幸村 |
| 「そなたは、このような戦に何故つきあう? |
| もうよいのだ。そなたの好きにするがよい」 |
| くのいち |
| 「にゃは、アタシはいつも好きにしてるけど?」 |
| 幸村 |
| 「・・・・・・ふっ、それも、そうだな |
| 家康、覚悟!」 |
| 徳川家康 |
| 「ば、馬鹿な・・・・・・こら、おぬしら、逃げるでない! |
| 半蔵、後は任せるぞ! |
| このように逃ぐるは、三方ヶ原以来よな」 |
| くのいち |
| 「にゃは、幸村様は張り切ってるけど |
| 今のままじゃ、徳川本陣には行けないのよね |
| でも、アタシならどっかから行けるかも・・・・・・ |
| にゃんと! こんなところに兵糧庫発見!」 |
| 半蔵 |
| 「目を離さば消えるが・・・・・・影 |
| 秀頼が首・・・・・・頂く |
| ・・・・・・覚悟」 |
| くのいち |
| 「幸村様! 無事?」 |
| 幸村 |
| 「私に構うな! 家康は私に任せ、半蔵を追え!」 |
| 徳川家康 |
| 「真田の息の根を止めろ、そこから出すな!」 |
| 幸村 |
| 「この程度で、幸村の魂、挫けはせぬ! |
| 立ちはだかる者は、斬る!」 |
| 徳川家康 |
| 「何という男よ・・・・・・だが、もう続くまい |
| 兵糧も尽きるであろう。もはや、これまでよ」 |
| |
| イベントムービー“武士道とは死ぬことと・・・・・・” |
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| 幸村 |
| 「なぜ・・・・・・?」 |
| 新武将・男 |
| 「負け戦のままの犬死には無用。俺も付き合おう」 |
| 新武将・女 |
| 「あなたほどの男前、犬死にさせるには勿体ないわ」 |
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| イベントムービー“半蔵との最終決戦” |
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| くのいち |
| 「バレバレ |
| ふいっ♪ |
| もうアンタに会ってもドキドキしないの |
| タイクツなのはウンザリ。消えてくれる?」 |
| 半蔵 |
| 「・・・・・・狐め」 |
| |
| 半蔵 |
| 「来るがいい・・・・・・もののふ |
| 乱、止み、もののふの居場所は・・・・・・無し」 |
| 幸村 |
| 「まだだ・・・・・・まだ、家康の首を・・・・・・」 |
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| エンディング真田幸村“真田日本一の兵なり” |
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| 徳川家康 |
| 「ふっふっふっふ。 |
| 天下は我が手にあり。 |
| 幸村も今ごろ半蔵が・・・・・・」 |
| 徳川軍兵士 |
| 「服部半蔵様、討ち死に!」 |
| 徳川家康 |
| 「なんだとおーっ! |
| 右翼、中央に展開せい。 |
| 幸村を止めよおーっ!」 |
| 幸村 |
| 「はあ・・・・・・はあ・・・・・・はあ・・・・・・・」 |
| 徳川家康 |
| 「バカな! |
| ヤツは・・・・・・不死身か」 |
| 徳川軍武将 |
| 「幸村殿! 首級頂戴・・・・・・」 |
| 徳川家康 |
| 「天晴れ。 |
| 真田、日の本一の兵なり。 |
| 今、戦国が終わった・・・・・・!」 |
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| 実機エンディング真田幸村“終わり無き戦い” |
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| 幸村 |
| 「負けたな・・・・・・悔いはない」 |
| くのいち |
| 「バカみたい。 |
| ・・・・・・よっと。 |
| ま、けどアタシも面白かったかな」 |
| ガヤ |
| 「いたぞー。 |
| 大坂の残党だー」 |
| くのいち |
| 「まだまだまだまだ楽しめそうだしねぇ。 |
| ほら立って? |
| にふふふふふん☆ |
| よっ、よっと。てい。えい、にふふん☆」 |
| 幸村 |
| 「・・・・・・はあ」 |
| くのいち |
| 「たーのすぃ~♪」 |
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| 3B「長篠の戦い」(1575) |
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| 幸村が服部半蔵の奇襲を退け、三方が原の |
| 戦いは武田軍の勝利に終わった。 |
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| だが、織田信長の軍勢が、数千挺の鉄砲と |
| ともに、疾風の如き勢いで長篠の地に迫って |
| いた。 |
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| 「織田信長。 |
| この戦い、一瞬たりとも気を抜けぬ。 |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が魂の炎となりて!」 |
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| 信玄 |
| 「信長め・・・・・・何を企んでいるのやら・・・・・・ |
| 全軍、無闇に動くな! 織田軍と距離を取れ! |
| 騎馬軍団は武田の宝。失う時は滅びる時よ」 |
| 幸村 |
| 「お館様! まだ戦は始まったばかり |
| すぐさま退けとは、全軍の士気に影響します」 |
| 信玄 |
| 「ふむ・・・・・・そうじゃな |
| だが、始まってしまっては遅いこともあるんだな」 |
| 信長 |
| 「フン、これが信玄、か・・・・・・ |
| 武田は臆しておる、押し込んでやれ! 地獄にな」 |
| 内藤昌豊 |
| 「逃がすな! 武田の恐ろしさ、教えてやれ!」 |
| 信玄 |
| 「誘いか・・・・・・誘いの手を先に潰せば良いまでよ |
| 昌景を助けよ、敵の思い通りにさせるな!」 |
| 光秀 |
| 「私が、武田軍を動かして御覧にいれます」 |
| 信玄 |
| 「上には上がいることを知らぬ哀れな策士よ |
| 甲山が猛虎の戦振り、目に焼きつけるがよい! |
| 光秀とやら、何故このようなところにおる? |
| 信長とおことは相容れぬ |
| それがわからぬおことではあるまい」 |
| 光秀 |
| 「・・・・・・御教授、痛み入る。お覚悟!」 |
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| イベントムービー“天恵” |
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| 信玄 |
| 「今ぞ!」 |
| 幸村 |
| 「今だ!」 |
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| 光秀 |
| 「読まれていましたか・・・・・・ |
| 厄介な敵ですね・・・・・・反転する!」 |
| 信玄 |
| 「幸村よ! 突撃の先陣を切れ! |
| 蹂躙せよ! 甲斐の虎たちよ! |
| 真っ先に織田本陣を踏み破った者を |
| この戦一番の手柄とする!」 |
| 光秀 |
| 「これが、世に名高き武田騎馬軍団・・・・・・ |
| 見事・・・・・・あまりに見事な戦い振り・・・・・・」 |
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| イベントムービー“怒濤! 武田騎馬軍団” |
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| 信玄 |
| 「突撃」 |
| 幸村 |
| 「駆けよ騎馬、燃えよ闘志! 一気怒涛に敵を討て!」 |
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| 信玄 |
| 「さすがは幸村、見事よ! |
| 策士としての年季の違い・・・・・・見せてやるかね」 |
| 慶次 |
| 「さすがは信玄、そうこなくちゃ面白くない |
| 小細工抜きの真の戦、見せてやろうじゃないの |
| 鉄砲は確かに強いよ・・・・・・強いけどねえ」 |
| 幸村 |
| 「相手が、悪かったようだな」 |
| 慶次 |
| 「その通り! ・・・・・・そして、今のあんたもなっ! |
| やれやれ、本陣がやられたか・・・・・・ |
| やめだぁ、後は無駄戦よ」 |
| 信玄 |
| 「信長公よ、おことの自慢の鉄砲も |
| わしの天才的策略の前では『無価値』かな?」 |
| 信長 |
| 「その軽薄さも策・・・・・・食えぬ男よ、信玄」 |
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| 4B「安土城攻略戦」 |
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| 信玄の起死回生の軍略により、武田軍は |
| 織田軍を退け、その本拠・安土を迂回した。 |
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| だが、その武田軍を追う影も安土の地に |
| 迫っていた。 |
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| 「安土城、その姿は巨大。 |
| だが、お前の負けだ! |
| 燃えろ、槍よ! |
| 我が魂の炎となりて!」 |
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| 信玄 |
| 「安土の街を傷つけぬためにも、騎馬は使えん |
| 苦しい戦になるが皆、頼んだぞ」 |
| くのいち |
| 「つらい仕事を頼むことが信頼って、勘違い」 |
| 光秀 |
| 「信長様、城下を荒らしては、民が苦しみましょう |
| ここは城内に敵を誘い込み、討つべきかと」 |
| 信長 |
| 「・・・・・・信玄はそう考える、か |
| 光秀・・・・・・街に火を放て。うぬの手で、な」 |
| 光秀 |
| 「何を申されます!」 |
| 信長 |
| 「信玄を足止めせよ。ヤツは騎馬を使うまい」 |
| 光秀 |
| 「今を壊さなければ、未来はない・・・・・・ |
| その考えは間違っていない・・・・・・だが・・・・・・ |
| 機も良いでしょう。火計は失敗です、退きます!」 |
| 信玄 |
| 「本隊は正面を迂回! 西門を攻めるぞ! |
| 幸村、正門を攻めよ! 敵の目を引きつけるのだ! |
| やれやれ・・・・・・随分凝った仕掛けじゃな」 |
| 慶次 |
| 「あんたほどの英雄を迎えるんだ |
| 最高の舞台を、用意しなくちゃな」 |
| 幸村 |
| 「素晴らしい仕掛けだ。さすがは安土城 |
| とでも、誉めておけばよろしいですかな?」 |
| 慶次 |
| 「あんたもだいぶ洒落がわかるようになったな |
| だが、この槍に洒落は通じないぜ」 |
| 幸村 |
| 「すべての門を塞がれたか・・・・・・」 |
| くのいち |
| 「こんな時に役に立つのが、ア・タ・シですよ♪ |
| チョチョイと燃やして、通れるようにしましょ |
| あらやだ・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「どうした?」 |
| くのいち |
| 「道間違えちゃった。ごめんね♪ こっち |
| ここだね~。しばしお待ちをっ!」 |
| 信玄 |
| 「何という兵器じゃ・・・・・・だが |
| 敵に乗れるということは、味方もまた乗れるな」 |
| くのいち |
| 「アタシの調べだと、倉庫は二つだね~♪」 |
| 光秀 |
| 「このままでは、何も解決しない |
| 信長様に、真意を聞かねば・・・・・・なりません」 |
| 信玄 |
| 「明智光秀、不憫な男よ |
| あの男を信長から放ってやらねばな」 |
| 光秀 |
| 「追っ手か・・・・・・ |
| ここは相手にしている場合ではない、振り切るぞ!」 |
| 信長 |
| 「来たか、信玄」 |
| 信玄 |
| 「そう構えるな。おことを討ちに来たのではない |
| おことをな・・・・・・からかいに来たんだよ |
| 信長公、立派な城を作ったなあ |
| 魔王の城などと呼ばれ、哀れと思わぬか?」 |
| 信長 |
| 「人は石垣・・・・・・人は城・・・・・・であろう |
| 信長は魔王を止めぬ。安土は魔王の城よ」 |
| 信玄 |
| 「光秀よ、信長公には挨拶をしておいてやったぞ |
| おことはな、わしの臣下こそふさわしいそうじゃ」 |
| 光秀 |
| 「その言葉が策、偽りであることはわかる |
| しかし、真でもあるのかも・・・・・・しれないな」 |
| 信玄 |
| 「光秀を死なすな! 守りぬけ! |
| 死なせば、この後武田に味方する者はいなくなる |
| 光秀! しっかりせぬか! |
| 武士なれば、生きて信長を止めて見せよ!」 |
| 光秀 |
| 「不甲斐ない味方で、申し訳ありませんね」 |
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| イベントムービー“白い奴” |
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| 謙信 |
| 「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
| 闘争だ・・・・・・宿敵」 |
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| 信玄 |
| 「むう、このクソ忙しいのに余計な奴が来おった」 |
| くのいち |
| 「戦バカきた~!」 |
| 謙信 |
| 「光秀が仕置き、見事だ・・・・・・宿敵 |
| 一人も死なさぬ・・・・・・その戦、先が見たいものだな |
| この戦、家臣を死なせず終わらせてみよ。行くぞ!」 |
| 信玄 |
| 「わしがおことの言うことを聞かねばならぬのか?」 |
| 武田軍兵士 |
| 「信玄様に恥をかかすな、行くぞ!」 |
| 幸村 |
| 「この苦境、必ずや打ち破るぞ! |
| 魔王の城も、終わりのようだな・・・・・・信長!」 |
| 信長 |
| 「魔王の城を焼き尽くし、破壊し尽くし・・・・・・ |
| それで乱世を治めんとでも言うのか?」 |
| 謙信 |
| 「見事だ、宿敵! 貴様の創る世、見せてもらおうか」 |
| 信玄 |
| 「偉そうなヤツじゃなぁ |
| 素直に仲間にしてくれと、言えんのか」 |
| 謙信 |
| 「・・・・・・安土の城、見事落として見せよ」 |
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| 信玄 |
| 「わし自ら出向くなど、思いもよらぬであろう |
| ま、ただ座ってるだけの置物ではないことを |
| わからせてやるかね」 |
| 幸村 |
| 「世を治めるべきは、織田信長ではない・・・・・・ |
| お館さまのため・・・・・・この身、魔王を断つ刃となろう」 |
| お市 |
| 「ううっ、緊張してるかも・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「なあに。痛くせんから、そこをどいておくれ」 |
| 幸村 |
| 「討つべき相手は心得ている。下がるがいい」 |
| お市 |
| 「ごめんなさい。そういうわけにはいかないから |
| あたしはあなたの敵・・・・・・だからね」 |
| 慶次 |
| 「よう。守るってのも、楽じゃないねえ |
| あんたも守り、って漢じゃなさそうだ |
| 戦場での、素晴らしい指揮は拝見している |
| だが、こんな所で戦った経験はあるのかい?」 |
| 蘭丸 |
| 「これ以上進むなら、容赦はしません」 |
| 信玄 |
| 「力を・・・・・・見誤っておるな、若武者よ」 |
| 蘭丸 |
| 「信長様に近づく者は・・・・・・斬る!」 |
| 幸村 |
| 「その覚悟、何故信長のためなどに用いる!」 |
| 信長 |
| 「ここまで来るとはな・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「天命は下った。あきらめるのだな、信長!」 |
| 信長 |
| 「天命など・・・・・・この城が覆すであろう」 |
| 信玄 |
| 「二人だけの戦場、か。ちと照れるのう」 |
| 信長 |
| 「・・・・・・最高の舞台、よ」 |
| 信玄 |
| 「ま、何を言っても刀を収めることはなかろうな」 |
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| 5B「山崎の戦い」 |
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| 武田軍は城内の織田、城外の上杉、両軍を |
| 撃破。安土城を陥落させ、敗走する織田軍 |
| を追撃した。 |
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| これに対し織田信長は、軍を立て直し、 |
| 山崎の地で武田軍を迎撃せんとする。 |
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| ここに武田と織田、最終決戦の火蓋が切って |
| 落とされようとしていた。 |
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| 「この戦いで戦乱の世も。 |
| これで、最後だ。 |
| 燃えろ、槍よ! |
| 王道の志と共に!」 |
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| イベントムービー“王道か覇道か” |
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| 信玄 |
| 「この戦、王道と覇道の決戦 |
| わしが負ければ、武田家は全員腹を切ろう |
| じゃが、わしが勝てば王道に従ってもらう |
| どうかね、信長公?」 |
| 信長 |
| 「面白い・・・・・・数万の腹切り、みものぞ |
| ハッハッハッハッ」 |
| 幸村 |
| 「お館様ッ!」 |
| 信玄 |
| 「おことたち家臣はわしの宝。死なせはせんよ」 |
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| 信玄 |
| 「この戦、わしが軍配をとる以上は、絶対に負けん! |
| わが最強の軍団がある限り、絶対に負けんのだ! |
| こたびの戦、わしにとって最後の戦いとなろう |
| まあ、最後にもいろいろあるがな |
| 未来を作るおことらは、ここで死んではならぬぞ!」 |
| 幸村 |
| 「お館様、必ずや大望を成就なさいませ! |
| この幸村、微力ながら命をかけて戦います!」 |
| 信玄 |
| 「気負わんでよい・・・・・・命を無駄にするなよ |
| 幸村よ、そなたには南より迫る柴田・丹羽を任せる」 |
| 幸村 |
| 「皆の者、いまこそ武田の意地をみせるとき! |
| 敵勢を蹴散らし、我らの手で突破口を開くのだ!」 |
| 信玄 |
| 「南より迫る柴田・丹羽はわしと幸村が片付ける |
| 北の敵は、謙信、任せたぞ」 |
| 謙信 |
| 「フン・・・・・・」 |
| 信玄 |
| 「謙信よ、頼りにしておるぞ」 |
| 謙信 |
| 「宿敵・・・・・・貴様の死に場所はここではない |
| せいぜい、生き延びることだ」 |
| 信玄 |
| 「次なる問題は、慶次じゃな |
| 幸村よ、慶次とわたりあえるのはおことしかおらん |
| なんとしてもあの大虎を仕留めるのだ」 |
| 慶次 |
| 「よう、探したぜ、ジイさん |
| その首も、もう十分使ったんじゃあないかね?」 |
| 信玄 |
| 「がはは、使った。使ったぞ、慶次よ |
| どれだけ使ったか、おことにも見せてやろうかね」 |
| 慶次 |
| 「この戦で終わりかねえ・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「はい。お館様が勝ち、天下は治まるでしょう」 |
| 慶次 |
| 「言い切るねえ・・・・・・なら、ケリをつけようか!」 |
| 信玄 |
| 「おお、霧か! 待ちかねたわい |
| 全軍、この霧が晴れぬうちに円明寺川をわたるのだ |
| 幸村よ、身を捨つるほどの大義はどこにあるか? |
| この戦ではないなァ |
| 天下のためにこそ命賭けよ。それが不惜身命じゃ |
| 信長め、この霧では自慢の鉄砲も役に立つまい |
| この機を逃さず、信長を探し出すのじゃ!」 |
| 信長 |
| 「信玄、うぬが時代は終わった。去ぬがよい」 |
| 信玄 |
| 「頼もしいことよ。じゃがその覇道に穴はないかな?」 |
| 信長 |
| 「戯言はあの世で申すものよ」 |
| 信玄 |
| 「はっは、あの世は新しもの好きのおことが見て参れ」 |
| 信長 |
| 「来い・・・・・・信玄の世、うぬが力、見極めてやろう」 |
| 幸村 |
| 「貴様の覇道も、野望も私のこの手で斬る!」 |
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| イベントムービー“覇道ここに絶ゆ” |
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| 信長 |
| 「許す・・・・・・?」 |
| 信玄 |
| 「王道に敵なし。泰平の世をともに築かんか?」 |
| 信長 |
| 「ぬるい、な・・・・・・ |
| 泰平の世・・・・・・? |
| ともに・・・・・・? |
| フッ、やってみせよ、信玄 |
| 地獄で会おう」 |
| 信玄 |
| 「信長公・・・・・・わしも所詮は地獄行きだと言いたいかね |
| それでもよい。じゃがな・・・・・・」 |
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| エンディング武田信玄“王道完遂” |
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| 信玄 |
| 「信長公。 |
| おことなら、いずれわかるだろう。 |
| 散って行った魂の望みは、何だったのか・・・・・・」 |
| 幸村 |
| 「よーし。 |
| もう少しだ、そのままそのまま」 |
| くのいち |
| 「にゅう、そこそこぉ。 |
| にふふふふふ・・・・・・ふあ」 |
| 信玄 |
| 「皆、見ておるか? |
| おことらの行いは、今・・・・・・報われつつあるぞ」 |