くのいち(架空の人物)
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cv永島由子(青二プロダクション) |
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設定年齢:15歳 |
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身長:152cm |
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使用武器:くない |
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穴苦無 |
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回旋苦無 |
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烈風円旋刃 |
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絶不知火 |
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琥死那蛇 |
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壊閃黒闇天女 |
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一人称:アタシ |
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真田幸村に仕え、その影となり働く女忍者。 |
幸村が出陣する数々の戦いに同伴し、 |
縦横無尽の活躍を見せる。 |
忍びとしての実力は確かで、 |
単独で敵陣に潜入するなど、危険な任務も難なくこなす。 |
しかし、 |
その性格は忍びのイメージとは裏腹に明るくおてんばで、 |
仕えている幸村や敵将に軽口を叩くこともしばしば。 |
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「シナリオ集」
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1「川中島の戦い」(1561) |
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オープニング“風林火山、動く” |
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信玄 |
「・・・・・・武田本隊を囮として敵の注意をひく。 |
幸村率いる別働隊が迂回。 |
背後より妻女山上の謙信の横腹をつつき、 |
本隊へと追い込み、せん滅する。 |
これ、啄木鳥が虫を燻り出すがごとく。 |
さあて、やるかね」 |
幸村 |
「はあっ たあっ」 |
くのいち |
「ふふっ」 |
謙信 |
「ふぅむ。来るか、宿敵」 |
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謙信 |
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ |
毘沙門天よ・・・・・・我に力を与えたまえ |
この戦に勝利する、力を! |
八幡原の部隊を蹴散らすは、正道 |
炊煙が信玄の奇策ならば、海津城は手薄・・・・・・ |
謙信の進むべき道は正か、奇か」 |
信玄 |
「さて、謙信の相手をしてやるかね |
別働隊は海津城方面より、妻女山へ奇襲をかけよ! |
本隊は、兵を割いたこと悟られぬよう奮戦せよ!」 |
くのいち |
「こんな時に役に立つのが、アタシですよ |
謙信さ~ん? お留守ですか~?」 |
謙信 |
「さすが宿敵・・・・・・とでも言えばよいか」 |
信玄 |
「幸村の動きは、悟られておらぬようだな」 |
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イベントムービー“啄木鳥見破ったり” |
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武田軍兵士 |
「上杉軍、動きました! やったぞ! おお!」 |
信玄 |
「いや、啄木鳥にかかったにしては早い・・・・・・」 |
謙信 |
「謙信に陽動などいらず。宿敵、その首もらいうける!」 |
信玄 |
「やはり一筋縄ではいかんかぁ。さすがよ謙信」 |
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信玄 |
「全軍、一旦退くぞ!」 |
幸村 |
「まさか・・・・・・! 本陣が危ない! |
皆、急ぎ本陣へ引き返すぞ!」 |
信玄 |
「別働隊が合流するまで、本陣を死守せよ!」 |
山本勘助 |
「謙信! 逃がさんぞ!」 |
信玄 |
「行くことは流れのごとし、とは、な・・・・・・ |
すまぬ信繁・・・・・・わしとしたことが・・・・・・」 |
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イベントムービー“謙信単騎突入” |
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謙信 |
「なんだ、その顔は? もっと戦を愉しもうぞ、宿敵」 |
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幸村 |
「お館様ご無事で!」 |
信玄 |
「幸村、戻ったか! |
これで形勢逆転だ! 一気に押し潰すぞ!」 |
幸村 |
「そなたは一刻も早く本陣へ戻れ! |
ここは私たちで何とかする!」 |
くのいち |
「わっかりました~! くのいちの本領発揮ね!」 |
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イベントムービー“みーちゃった” |
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くのいち |
「にゃ~る♪ |
みーちゃった、みーちゃった、クフフフ♪」 |
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くのいち |
「お館様ぁ~ご無事ですかぁ?」 |
信玄 |
「見くびるでない。わしなら心配無用 |
それより、幸村を助けてやれい |
あやつには、おことの助けが必要であろう」 |
くのいち |
「なんか含みのあるセリフ・・・・・・」 |
信玄 |
「がはは。まあ、おじさんだからのう」 |
謙信 |
「宿敵・・・・・・これならどうだ?」 |
信玄 |
「あの陣構え、絶えぬ攻撃・・・・・・車懸りの陣か! |
ならば、鶴翼の陣で迎え撃つ!」 |
謙信 |
「劣勢か・・・・・・勝負は預けたぞ、宿敵!」 |
信玄 |
「やれやれ、あれだけ暴れておいて逃げるのか? |
きついお灸を据えてやらんといかんなあ」 |
謙信 |
「貴様の力、見せろ! 宿敵!」 |
信玄 |
「おことは、相変わらず力を無駄に使っておる |
もっと力の使いどころを見極めんか!」 |
幸村 |
「お館様には、乱世を治める役目がある |
上杉謙信! 貴様の相手は、この真田幸村が承る!」 |
謙信 |
「退け・・・・・・己が器、謙信に値せず」 |
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2「三方ヶ原の戦い」(1572) |
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上杉謙信の撤退により、川中島の戦いは |
武田軍の勝利に終わる。 |
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これを好機と見た信玄は、上洛を開始。 |
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だが、その進路には三河の英傑・徳川家康 |
が待ち受けていたのである。 |
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「戦なんてさぁ~、 |
大将倒しちゃえばいいんじゃない? |
これぞ忍びの道よぉ~。 |
お仕事お仕事ぉ、にゃは☆」 |
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イベントムービー“次にお前は出陣すると言う” |
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幸村 |
「なぜ籠城している家康を討たぬのです |
放っておいては必ず後々・・・・・・」 |
信玄 |
「戦などせんほうがよいのだよ」 |
徳川家康 |
「ぬうっ」 |
ガヤ |
「おおっ!? どうどうっ! おー!?」 |
信玄 |
「ま、そのあたりがわからんのが、若さ、か」 |
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徳川家康 |
「これは・・・・・・信玄にしてやられたというわけか |
だが、もはや退けぬ・・・・・・全軍、無闇に動くな! |
適度に戦い、引き上げるのだ!」 |
信玄 |
「引きつけよ! 無闇に前に出るな! |
動かざること、山のごとしというやつだ |
小山田軍! 投石を始めいっ! |
家康よ。おことのお手並み、見せてもらおうか」 |
石川数正 |
「お、おのれ! ふざけおって!」 |
徳川家康 |
「こら、待たぬか! 止まれ! |
主君も未熟なれば、家臣もまた・・・・・・か・・・・・・」 |
信玄 |
「それ以上南に出るでないぞ。敵を引きつけよ! |
よし、今だ! 第二陣、突撃せよ! |
徳川のひよっこに、戦の仕方を教えてやれ! |
侵略すること火の如しというやつだ」 |
滝川一益 |
「武田軍の力が、これほどまでとは・・・・・・ |
信長様にお伝えせねば・・・・・・撤退する!」 |
信玄 |
「ふふふ、沈む船から鼠が逃げ出しおる |
逃がすな! まだ追いつけるぞ! |
疾きこと風の如しというやつだ |
ふむ、逃がしてやってもかまわんが・・・・・・ |
もう少し、教えてやろうかね |
戦というもの、主君というものをな」 |
忠勝 |
「ここで殿を死なすわけにはいかぬ! |
三河武士の意地を見せよ! 敵に背を向けるな!」 |
信玄 |
「家康には勿体無いものが、二つあるよなぁ |
あの珍しい兜と、本多忠勝という男よ |
本多忠勝を破った者は、第一の手柄とする!」 |
半蔵 |
「負け戦・・・・・・ |
影の戦は、これより始まる・・・・・・ |
静かなること・・・・・・林の如しだな、英雄よ・・・・・・」 |
幸村 |
「妙だな・・・・・・何故、あのような門を |
あの方角・・・・・・まずい!」 |
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イベントムービー“巨星墜つ” |
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信玄 |
「乱波、め・・・・・・ぐっ」 |
半蔵 |
「・・・・・・滅却」 |
幸村 |
「お館様!」 |
信玄 |
「信玄死すと聞けば、敵は勢いづこう |
我が死は、隠せ。これからは・・・・・・ |
ゆ・・・・・・きむら・・・・・・手を・・・・・・ |
信玄の志・・・・・・確かに渡した・・・・・・ぞ」 |
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くのいち |
「くうっ・・・・・・ドジったなあ・・・・・・ |
とにかく、お館様の手当てを!」 |
幸村 |
「お館様の死を悟られるわけにはいかん! |
本陣、後退せよ!」 |
くのいち |
「このままじゃ、終われないっ! |
馬鹿にされっぱなしじゃ、本当の馬鹿だからね」 |
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イベントムービー“運命の出会い” |
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くのいち |
「変わり身!? にゃは♪ そうこなくっちゃ」 |
半蔵 |
「・・・・・・殺」 |
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幸村 |
「貴様が、お館様を・・・・・・その命で、償ってもらおう!」 |
半蔵 |
「・・・・・・殺」 |
くのいち |
「あぶなかったぁ・・・・・・ |
お館様が死んだなんてばれたら、大変だったにゃあ」 |
幸村 |
「このまま、上洛は続けられまい・・・・・・ |
一度、退くしかないのか・・・・・・」 |
くのいち |
「お館様が死んじゃったんじゃあ・・・・・・ |
武田も終わりかにゃ・・・・・・身の振り方考えなきゃ」 |
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3「岐阜城潜入」 |
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三方ヶ原の負傷により武田信玄はこの世を |
去った。 |
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信玄の子・勝頼は、長篠で織田軍に大敗。 |
武田家の命運は風前の灯火となった。 |
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武田家に仕えるくのいちはある策を秘め、 |
岐阜城に潜入するのだった。 |
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「大黒柱が倒れると、もろいもんだよねぇ。 |
そんな時こそ、あたしの出番。 |
お仕事お仕事ぉ、にゃは☆」 |
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くのいち |
「この城は明智光秀しかいないワケね |
あの正義感の塊を動かすには・・・・・・可哀想な女! |
信長のせいで家族を失った可愛い女忍者の復讐! |
なんていいかもしんない!」 |
五右衛門 |
「織田の忍者か? 女でも容赦は、ア、しねえぜ?」 |
くのいち |
「違うの・・・・・・信長のせいで家族を失って、忍びに」 |
五右衛門 |
「ノー!! なんてえ哀しい話なんだァ!!」 |
くのいち |
「うわ! 声が大きいって!!」 |
織田軍兵士 |
「曲者が入り込んだぞ! 探せ!」 |
くのいち |
「声が大きい人って、大抵無神経なのよね~」 |
五右衛門 |
「おい、待てよ! 俺様が弟子にしてやるって!」 |
くのいち |
「何の解決にもなってないし・・・・・・」 |
蘭丸 |
「曲者、覚悟!」 |
くのいち |
「曲者はか弱い女の子なの~。見逃して♪」 |
蘭丸 |
「曲者に男女の別はありません! |
待ちなさい! 逃がしはしませんよ!」 |
濃姫 |
「あら? ここは女狐の来るところではないわよ?」 |
くのいち |
「だったら、蛇のいるところでもないんじゃない?」 |
濃姫 |
「フフフ・・・・・・さよなら、女狐さん・・・・・・」 |
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くのいち |
「ああ・・・・・・昼下がりの情事、ってやつね?」 |
濃姫 |
「フフフ・・・・・・ そう見える?」 |
蘭丸 |
「ち、違っ! 私はただ濃姫様の護衛を・・・・・・!」 |
五右衛門 |
「ヘイ! 可哀想な女忍者さん! 忍びの道は険しい |
よし! この天才忍者が稽古をしてあげよう! |
今日はこのくらいで勘弁してやる!」 |
くのいち |
「いいね、その決めゼリフ! 古典的~♪」 |
半蔵 |
「徒に乱を望むか・・・・・・真田よ」 |
くのいち |
「ううん。今回は考えあってのことだから、本当に |
実は説教するの好きなんだよね?」 |
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くのいち |
「信長に殺された家族の仇、覚悟!」 |
光秀 |
「待ちなさい! 一体、何のことです!?」 |
くのいち |
「自分の胸に聞いてみろ! 魔王の手先め!」 |
光秀 |
「くっ・・・・・・」 |
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イベントムービー“操り光秀” |
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光秀 |
「止めを・・・・・・さしなさい・・・・・・」 |
くのいち |
「アンタを殺したって、イミないよっ |
全部アイツのせい。信長のせい、なんだから |
え~~~ん。しどいよ~・・・・・・ |
にゃ、はっ、にゃあぁん☆」 |
光秀 |
「敵の言葉など信じられません |
ですが・・・・・・わたしは、信長様のことも・・・・・・」 |
くのいち |
「ありゃりゃ、意外にあっさり |
不安なのねえ |
タナぼたタナぼた♪ |
ま、そういうスキがあるのが悪いってコトで |
にゃははっ♪」 |
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4「上田城救出戦」 |
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明智光秀は、信長を倒した。 |
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この謀反を契機に歴史は大きくうねり、 |
数年後、天下は秀吉のものとなる。 |
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だが、東海の太守・徳川家康は未だ野望を |
捨てきれずにいた。 |
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家康は将来の憂いを除くため、真田幸村暗殺 |
を企むのだった。 |
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「お仕事がなくなっちゃうから、 |
幸村様は殺らせないよ。 |
お仕事お仕事ぉ、にゃは☆」 |
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くのいち |
「半蔵のやつ、あたしを出し抜いたつもりなの? |
目には目を、歯には歯を、忍びには忍びを♪ |
忍びの術で勝負! 幸村様の元へ、急ぎますか♪ |
にゃんと、行き止まり! どうすんだっけ? |
・・・・・・この壁! 動く? ・・・・・・仕掛け扉! |
にゃは! 床を踏んでぇ~仕掛け扉を開けると♪ |
開いたぁ~♪ 開いたぁ~♪ |
これで階段まで行けるはず! にゃは♪ |
大変! 急げぇ♪ 急げぇ♪」 |
半蔵 |
「影は無形・・・・・・」 |
幸村 |
「くっ・・・・・・不覚だ・・・・・・」 |
半蔵 |
「・・・・・・終わりだ、武士よ」 |
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イベントムービー“手強いぞ” |
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くのいち |
「これで2対1。形勢逆転ね」 |
半蔵 |
「笑止」 |
くのいち |
「はあっ!?」 |
半蔵 |
「・・・・・・影は無形。ゆえに無敵」 |
くのいち |
「なにそれ!? どっぎつーい」 |
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5A「大坂夏の陣」(1615) |
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服部半蔵を退けてから数年後、天下は |
徳川家康の手に渡り、幸村は所領を失った。 |
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さらに家康は天下平定を完成させるべく |
豊臣家討滅を決意。 |
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これに対し幸村らは、豊臣家の要請を受け、 |
大坂城へと入り徳川軍と対決することと |
なった。 |
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「まあ、雇い主だしねぇ。 |
見捨てられない優しい少女~。 |
さあ、最後のお仕事ねぇ~、にゃは☆」 |
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イベントムービー“黄昏の戦士たち” |
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くのいち |
「やだやだ。なに、このマジメな戦い? |
話のスジからして絶対負け戦だってのにさァ」 |
幸村 |
「まだ、だ |
わたしが、家康の首をとる」 |
くのいち |
「バカみたい」 |
幸村 |
「ひとりでもやるさ」 |
くのいち |
「いや~男だねェ |
アタシも愉しいから付き合おうかな? にゃははは♪」 |
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徳川家康 |
「この戦、誰のためでもない |
ただ、天下百年の安泰のため |
戦乱を終わらす戦いぞ! 者ども進め!」 |
幸村 |
「この戦、もはや万に一つも勝つ見込みはあるまい |
なれば、真田の名に恥じぬ死に場所を求めるのみ」 |
徳川家康 |
「真田幸村は油断ならぬ男、迂闊に近寄るな! |
兵力は我が方が圧倒的だ、焦ることはない」 |
幸村 |
「時を稼がれては兵の少ない我らが不利 |
敵を真田丸に誘い込む。幸村の戦、始めるぞ!」 |
くのいち |
「それが男の世界なのね~♪ 素敵~♪ |
ま、正直つきあいきれないけどね☆ |
アタシには、アタシの世界があるワケで~」 |
前田利常 |
「おのれ・・・・・・負け犬がチョロチョロと!」 |
幸村 |
「よし、もう一軍団も誘い出せ! |
真田丸、始動せよ!」 |
徳川家康 |
「本丸に砲撃を浴びせろ。戦が嫌になるまでな」 |
幸村 |
「今こそ、秀頼様が陣頭に立たねば |
死んでいった者たちが、報われぬ戦になる」 |
くのいち |
「なら、アタシが先に行って説得しようかな |
幸村様には、任せてらんないもんね~ |
実は、真田丸にも抜け道があるのよね~」 |
幸村 |
「開門せよ! 真田幸村、秀頼様にお目通り願う!」 |
大野治長 |
「開けるな。真田は敵に通じておるやもしれぬ |
開けてしまえば、本丸が危うくなるしな」 |
幸村 |
「この期に及んで味方を信じることが出来ぬとは |
味方・・・・・・か・・・・・・勝永殿であれば、あるいは・・・・・・ |
開門せよ! 真田幸村、秀頼様にお目通り願う!」 |
毛利勝永 |
「秀頼様に御出馬を願うのか、幸村殿! |
我らもお手伝い致そう。皆、敵を食い止めよ!」 |
くのいち |
「秀頼様、今すぐ出陣した方がいいですよん |
じゃないと、味方が負けちゃいます~」 |
大野治長 |
「何だ貴様は・・・・・・無礼な」 |
くのいち |
「はいはい、ザコは引っ込んでてね」 |
豊臣秀頼 |
「わ、わかった。出陣致そう」 |
くのいち |
「ここで死ぬのも、後で死ぬのもおんなじだもんね」 |
豊臣秀頼 |
「あわわ・・・・・・やはり、城から出ることなどできぬ」 |
くのいち |
「あーもう面倒くさいわね~。わかったわよ! |
城の隅でガタガタ震えて待ってなさい!」 |
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幸村 |
「秀頼様! 今すぐ御出馬を! |
さすれば兵の士気上がり、勝機も見えましょう! |
私を、信じてください。必ずや、勝利してみせます」 |
大野治長 |
「承知した。真田殿は、戻られよ」 |
政宗 |
「この政宗が徳川の天下に味方? ・・・・・・バカめ! |
伊達の武名を天下に示す好機なだけよ! 行くぞ!」 |
幸村 |
「秀頼様の信頼に応えねば、御出馬はかなうまい |
これで、秀頼様の御出馬を待つのみだ |
頼む・・・・・・」 |
大野治長 |
「真田は勝つなどと言っておったが・・・・・・ |
やはり、秀頼様を危険に曝すわけにはいかぬ」 |
幸村 |
「やはり・・・・・・こうなる、か |
わかってはいた・・・・・・わかってはいたが・・・・・・」 |
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イベントムービー“幸村、特攻” |
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幸村 |
「負け戦・・・・・・ |
だが、わたしの内なる闘志はそれを拒む |
これが武門の意地、か 家康の首、必ず・・・・・・」 |
ガヤ |
「おおおおお!」 |
|
大野治長 |
「よし! 全軍突撃! 豊臣の意地を見せよ!」 |
徳川家康 |
「こうなることは見えておった。半蔵、首尾は?」 |
半蔵 |
「・・・・・・全て、整えり」 |
徳川家康 |
「よし、全軍突撃! 豊臣を根絶やしにせよ!」 |
幸村 |
「そなたは、このような戦に何故つきあう? |
もうよいのだ。そなたの好きにするがよい」 |
くのいち |
「にゃは、アタシはいつも好きにしてるけど?」 |
幸村 |
「・・・・・・ふっ、それも、そうだな |
家康、覚悟!」 |
徳川家康 |
「ば、馬鹿な・・・・・・こら、おぬしら、逃げるでない! |
半蔵、後は任せるぞ! |
このように逃ぐるは、三方ヶ原以来よな」 |
くのいち |
「にゃは、幸村様は張り切ってるけど |
今のままじゃ、徳川本陣には行けないのよね |
でも、アタシならどっかから行けるかも・・・・・・ |
にゃんと! こんなところに兵糧庫発見!」 |
半蔵 |
「目を離さば消えるが・・・・・・影 |
秀頼が首・・・・・・頂く |
・・・・・・覚悟」 |
くのいち |
「幸村様! 無事?」 |
幸村 |
「私に構うな! 家康は私に任せ、半蔵を追え!」 |
徳川家康 |
「真田の息の根を止めろ、そこから出すな!」 |
幸村 |
「この程度で、幸村の魂、挫けはせぬ! |
立ちはだかる者は、斬る!」 |
徳川家康 |
「何という男よ・・・・・・だが、もう続くまい |
兵糧も尽きるであろう。もはや、これまでよ」 |
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イベントムービー“武士道とは死ぬことと・・・・・・” |
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幸村 |
「なぜ・・・・・・?」 |
新武将・男 |
「負け戦のままの犬死には無用。俺も付き合おう」 |
新武将・女 |
「あなたほどの男前、犬死にさせるには勿体ないわ」 |
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イベントムービー“半蔵との最終決戦” |
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くのいち |
「バレバレ |
ふいっ♪ |
もうアンタに会ってもドキドキしないの |
タイクツなのはウンザリ。消えてくれる?」 |
半蔵 |
「・・・・・・狐め」 |
|
幸村 |
「俄かには信じられぬが・・・・・・」 |
くのいち |
「アタシと幸村様のお陰で大逆転勝利、ってワケね |
にゃは、これにて一件落着!」 |
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エンディングくのいち“妖かしの花、乱れ咲く宵” |
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ガヤ |
「そこまでだ!」 |
くのいち |
「じゃあね~ん♪ |
天下がどうなろうと、どんなに偉くなろうと。 |
この感覚には換えられないよねぇ。 |
にゃふふふふ~ん☆」 |
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実機エンディング真田幸村“終わり無き戦い” |
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幸村 |
「負けたな・・・・・・悔いはない」 |
くのいち |
「バカみたい。 |
・・・・・・よっと。 |
ま、けどアタシも面白かったかな」 |
ガヤ |
「いたぞー。 |
大坂の残党だー」 |
くのいち |
「まだまだまだまだ楽しめそうだしねぇ。 |
ほら立って? |
にふふふふふん☆ |
よっ、よっと。てい。えい、にふふん☆」 |
幸村 |
「・・・・・・はあ」 |
くのいち |
「たーのすぃ~♪」 |
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5B「小田原城潜入」 |
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服部半蔵によって幸村は負傷した。 |
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数年後、天下を制した徳川家康はそれを盤石 |
にすべく豊臣家討滅を決意。 |
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一方、幸村は傷をおして大坂に馳せ参じた。 |
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くのいちは、先んじて家康を討つべく |
小田原城へと潜入した。 |
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「てなわけでぇ、家康様、覚悟ぉ~。 |
今回は大仕事になりそうねぇ~ん」 |
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くのいち |
「幸村様が死んだら、楽しみがなくなっちゃうからね |
家康を大坂に行かせるわけにはいかないな~ |
でも、ちょっといやーな予感がするんだよね・・・・・・ |
や~な人に会っちゃったね、これ・・・・・・」 |
五右衛門 |
「お! 薄幸の娘じゃないか! また会ったな!」 |
くのいち |
「やっぱり、無意味に叫んでるよ・・・・・・ |
その声の大きさ、何とかならないの?」 |
五右衛門 |
「強くなったな・・・・・・また会おうぜ!」 |
くのいち |
「人の話を聞け! |
なんでまだいるわけ・・・・・・?」 |
五右衛門 |
「あ、この五右衛門様が、手ぶらでは帰れねーぜぇ!」 |
くのいち |
「こりゃもう何を言っても無駄だね |
いいからサッサと帰りなさいよ!」 |
五右衛門 |
「立派になったな・・・・・・あとは、任せたぜ!」 |
くのいち |
「・・・・・・う、ウザイ・・・・・・ |
家に帰っておとなしく寝てろ! |
今度こそ帰りなよね |
ここは危ないよ♪」 |
五右衛門 |
「おうよ。弟子になりたかったら、いつでも来いよ!」 |
くのいち |
「あり得ない・・・・・・」 |
政宗 |
「よく来たな! 女狐! |
貴様ごとき乱波、我らが家臣で十分よ! |
やるではないか! ではわしが相手してやる!」 |
くのいち |
「相手して欲しくないけどね~、邪魔だから♪ |
ごめんね♪ 家康様、幸村様のためにお命頂戴♪」 |
徳川家康 |
「・・・・・・」 |
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イベントムービー“影武者半蔵” |
“影武者半蔵” |
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徳川家康 |
「ぐはあっ」 |
半蔵 |
「愚かなり、女 |
幸村は主が滅す |
ゆえにお前もここで滅す」 |
くのいち |
「さすがに甘いって? にゃはははっ♪」 |
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くのいち |
「幸村様、無茶してそうだなぁ♪ 急がないと! |
幸村様・・・・・・死んだらダメだよ・・・・・・」 |
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実機エンディングくのいち“くのいち百まで踊りは忘れぬ” |
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くのいち |
「ねえ。幸村様ぁ、起きなよ。 |
寝たフリしないでさあ。 |
・・・・・・ちぇっ。 |
もういいよ。じゃね~。 |
・・・・・・バカみたい」 |