織田信長(1534~1582)
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| cv小杉十郎太(大沢事務所) |
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| 設定年齢:33歳 |
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| 身長:190cm |
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| 使用武器:妖刀 |
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| 蜘蛛切 |
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| 鬼切 |
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| 圧し切り長谷部 |
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| 妙法千五村正 |
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| 蛇之麁正 |
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| 神滅第六天 |
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| 一人称:わし |
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| 若い頃は“うつけ”と呼ばれていたが、 |
| 圧倒的な戦力を誇る今川軍を撃ち破り、 |
| 全国にその名を轟かせた。 |
| その果断な行動は、 |
| 一向一揆との戦いでの容赦ない態度でも知られる。 |
| また、 |
| 楽市楽座による経済の活性化や鉄砲の三段撃ちなど、 |
| 政治と戦争の両方で天才ぶりを発揮。 |
| あらゆる面で戦国の常識を覆す、乱世の風雲児だ。 |
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「シナリオ集」
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| 1「桶狭間の戦い」(1560) |
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| オープニング“敦盛” |
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| 信長 |
| 「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、 |
| 夢幻の如くなり。 |
| 一度生を享け滅せぬものの有るべきか・・・・・・」 |
| 織田軍武将 |
| 「これで織田も終わりか! |
| 敵は大軍、勝ち目はない。 |
| 降伏か破滅かもはやふたつにひとつ。 |
| 殿は何を考えておられるのだ」 |
| お市 |
| 「大丈夫お兄様なら勝つよ」 |
| 信長 |
| 「死ぬやもしれんな」 |
| 斎藤道三 |
| 『ウツケを殺せ』 |
| 濃姫 |
| 「うっ」 |
| 信長 |
| 「ククク」 |
| 濃姫 |
| 「貴方を殺すのは、わたし。こんな戦で死なれては・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「うぬを抱けぬ、な」 |
| 半蔵 |
| 「信長、勝てば乱・・・・・・影の役目は・・・・・・」 |
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| 信長 |
| 「地はこの雨で沼のごとし、か |
| 今川の進軍が遅れれば、奇襲の機会もあるな」 |
| 濃姫 |
| 「あなたが、ウツケかどうか |
| 見極めるには、この戦・・・・・・またとない機会」 |
| 信長 |
| 「天、この信長が勝利を望むか」 |
| お市 |
| 「うわあ、すごい雨! お兄様の言っていた通りね |
| こんな雨でも、あたしは攻めるだけ!」 |
| 濃姫 |
| 「雨・・・・・・空が泣いている |
| 乱れれば乱れるほど、あの人好み・・・・・・」 |
| 秀吉 |
| 「義元の陣、見つけてまいりました |
| ありゃあ油断も油断、気が入っておらんわあ」 |
| 義元 |
| 「今川家の格の違いを見せつけてやるのじゃ!」 |
| 半蔵 |
| 「主がため・・・・・・覚悟」 |
| お市 |
| 「あたしを狙ってるのね。後悔させてあげる!」 |
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| 信長 |
| 「狙うは今川義元の首。全軍、信長に続け! |
| 遅れは、許さぬ」 |
| 濃姫 |
| 「私ができることは・・・・・・ |
| 敵方の大将を陥れるも一興」 |
| 信長 |
| 「お濃よ、どうした? |
| やはり、我が刃で片付けねばならぬ、か?」 |
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| イベントムービー“篭絡” |
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| 義元 |
| 「ぶーっ! 女子・・・・・・妖艶な・・・・・・」 |
| 濃姫 |
| 「フフフ・・・・・・」 |
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| 義元 |
| 「の、信長だと。皆の者まろを守れ」 |
| 半蔵 |
| 「勝敗決す。乱世にふさわしきは・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「何を望む? 闇よ |
| 欲するは、義元の首、か?」 |
| 半蔵 |
| 「影を抑えるか・・・・・・覇王よ」 |
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| イベントムービー“ニュータイプ” |
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| 義元 |
| 「ぐっ・・・・・・雨・・・・・・雨さえ降らねば・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「降ったはうぬの死を、天も望んだまで |
| 義元 |
| 「貴様にもいずれ無様な死を・・・・・・ふぐっ」 |
| 信長 |
| 「それも、悪くない」 |
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| イベントムービー“形式” |
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| 濃姫 |
| 「汚らわしい」 |
| 信長 |
| 「・・・・・・か?」 |
| 義元 |
| 「ぐああっ!」 |
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| 信長 |
| 「家康とは旧知の仲・・・・・・ |
| 抗う価値なき戦なれば、信長に降る男よ |
| 家康の士気はもうあるまい。潮時、よ」 |
| 徳川家康 |
| 「徳川の未来のため・・・・・・ |
| 今川殿には悪いが、信長殿と組ませてもらおう」 |
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| 2「伊勢長島殲滅戦」(1574) |
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| 織田軍は、桶狭間で今川義元を討ち果たした。 |
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| この勝利ののち、織田家は急速に勢力を拡大。 |
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| だが、その台頭は旧勢力との軋轢を生む。 |
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| 信長は、敵対勢力を滅ぼさんと軍を |
| 進発させるのだった。 |
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| 「進むか、退くか、それとも、死ぬ、か? |
| 是非もなし」 |
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| 証恵 |
| 「憎き織田に天罰を! この地を渡してはならぬ!」 |
| 信長 |
| 「裁きを受けるのは、うぬらのほうよ |
| この地の砦、すべて火の海に沈める |
| まずは周囲の砦を攻め、火計の足がかりとする |
| 海岸の部隊は砦へ砲撃を行え! |
| サル、中央の砦へ向かい、火を放て |
| 他の者は工作部隊を守れ |
| うぬらへの、清めの炎、ぞ |
| 一揆勢を撃滅せよ。徹底的に、な」 |
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| イベントムービー“業火” |
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| 信長 |
| 「信心の絆で死を恐れぬなら・・・・・・ |
| 絆から断ち切るのみ。ククク、見ものぞ」 |
| ガヤ |
| 「火だー! わー! きゃー! に、逃げろー!」 |
| 信長 |
| 「退くは地獄。進むも地獄。さあ、どう出る」 |
| |
| 孫市 |
| 「これ以上抵抗しても無駄死にだ・・・・・・ |
| 信長に、許しを請うべきなんじゃないか?」 |
| 証恵 |
| 「・・・・・・仕方あるまい」 |
| 孫市 |
| 「そうと決まれば、送るぜ。ついて来なよ」 |
| 慶次 |
| 「馬鹿なっ! |
| そんな甘いこと、信長が許すはずがあるかっ! |
| 何としてもあいつらを止めないとな・・・・・・ |
| ちっ、間に合わなかったか・・・・・・」 |
| 証恵 |
| 「信長殿・・・・・・我らは降伏する |
| どうか皆の命だけは助けて下さらぬか・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「降伏? 笑える、な」 |
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| イベントムービー“降伏拒否” |
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| 本願寺僧兵 |
| 「・・・・・・降伏する。砦の者はみなただの民。 |
| どうか命ばかりは助けていただ・・・・・・」 |
| 本願寺兵士 |
| 「うわっ! 助けてくれー!」 |
| 信長 |
| 「これが、返答だ」 |
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| 慶次 |
| 「あんたの甘さが招いた結果だ |
| 大人しく、受け止めなよ」 |
| 孫市 |
| 「わかってるさ・・・・・・ただな |
| 今この弾丸には、言葉は通じないぜ」 |
| 服部友貞 |
| 「退くでないっ! 立ち向かえ!」 |
| 光秀 |
| 「これ以上無駄な戦いをするのですか・・・・・・ |
| 煽動する僧を倒せば、戦いは止むはずです」 |
| 慶次 |
| 「まだやろうってのかい |
| 戦いを煽る馬鹿は、許しちゃおけないな」 |
| 信長 |
| 「逃がすな! 全ての者を、蹴散らせ」 |
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| イベントムービー“超A級スナイパーのスーパーアクション” |
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| 孫市 |
| 「ズドン」 |
| 織田軍兵士 |
| 「殿! お怪我はッ!」 |
| 孫市 |
| 「弾いた? |
| ま、今日のところはあいさつ代わりだ |
| 次は、仕留める」 |
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| 慶次 |
| 「さすが、すげぇ腕前だねぇ」 |
| 孫市 |
| 「どうも。ま、仕留め損なったがね」 |
| 慶次 |
| 「ふう、あらかた逃げたみたいだな |
| 随分とみんな、犬死したもんだ |
| こんな後味の悪い戦は、勘弁願いたいね」 |
| 光秀 |
| 「多くの者が、死んでいく・・・・・・ |
| このような戦、いつまで続くのだ・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「愚か者は、救えぬ、な」 |
| 慶次 |
| 「これが戦だ、仕方ない・・・・・・だが、悲しいねぇ」 |
| 光秀 |
| 「わからない・・・・・・他にも、道はあるはずだ」 |
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| 3A「長篠の戦い」(1575) |
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| 織田軍は、伊勢長島で勝利した。 |
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| その信長のもと、同盟を結ぶ徳川家康の急使 |
| がくる。武田軍、領内に侵攻と。 |
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| 信長は急ぎ軍を編制、長篠にて武田の |
| 騎馬軍団と相まみえた。 |
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| 「人の性よ、これが、救い、ぞ。 |
| 是非もなし」 |
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| イベントムービー“幻想を打ち砕け” |
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| 徳川家康 |
| 「なるほど」 |
| 光秀 |
| 「・・・・・・そのような鉄砲の用い方、 |
| 南蛮人にも聞いたことありません |
| それならば必ずや乱世は終わる・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「違うな。人を変えねば、乱世はおろか何も終わらぬ」 |
| 慶次 |
| 「くあ(あくび)」 |
| 信長 |
| 「うぬは変わるか。それとも、ただ終わるか |
| のう、もののふ? ククク、その気はない、か」 |
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| 信長 |
| 「この戦、勝敗のみが問題ではない |
| いかにして武田の騎馬軍を火縄で滅すか、だ」 |
| 慶次 |
| 「勝ち方にこだわって、戦なんてするもんじゃないぜ」 |
| 信長 |
| 「時代を撃つのだ、もののふよ。わからぬか? |
| 馬防柵の前には出るな。守りを固めよ |
| 敵を設楽が原に押し込め! 生かしたままに、だ」 |
| 光秀 |
| 「これが、世に名高き武田騎馬軍団・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「山県昌景・・・・・・信玄の後継者に恥じぬ、な・・・・・・ |
| 信玄、死して人を遺す、か・・・・・・・さすがよ |
| 相手が動かぬのなら、こちらが動けばよい」 |
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| イベントムービー“革命の号砲” |
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| 信長 |
| 「撃て!」 |
| 武田軍兵士 |
| 「ぐわぁっ」 |
| 信長 |
| 「さあ変わらぬ者よ。裁きの時ぞ」 |
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| 内藤昌豊 |
| 「もはや、ここまでか・・・・・・ |
| 突撃する! 織田軍の柵を踏み破れ!」 |
| 信長 |
| 「古の名将たちよ、闇に消えよ!」 |
| 武田勝頼 |
| 「ひるむな! 突撃を続けよ! |
| 次の弾込めまでに信長の本陣に突っ込むのじゃ!」 |
| 幸村 |
| 「まだだ、まだ風林火山の旗、朽ちてはおらぬ! |
| お館様、見ていてくだされ!」 |
| 信長 |
| 「捨て身が武器? 救えぬ、な」 |
| 武田勝頼 |
| 「何故だ、何故打ち破れぬ・・・・・・ |
| 火縄の弾込めの間に、騎馬が届くはず・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「撃ち手が交代することで、連射は可能になる |
| 一人の猛将はもはや要らぬ。知と数が、全てを制す」 |
| 内藤昌豊 |
| 「甲斐武者の誇り、決して挫けぬ!」 |
| 慶次 |
| 「やれやれ、惨い戦だ |
| 勝負はあったな。後は好きにやらせてもらうぜ |
| 噂の真田幸村って男の顔、見ておきたいねえ |
| 死に急ぐなよ、幸村とやら・・・・・・・ |
| どうやら、間に合ったな |
| あんたが真田幸村か。いい男だ、帰んなよ |
| こんなくだらん戦で、あんたを死なせたくない」 |
| 幸村 |
| 「心遣い、痛み入る・・・・・・礼を致す |
| この槍、私の武人として最高の礼だ。参られよ!」 |
| 慶次 |
| 「幸村! ここがおぬしの最高の死場所か! |
| 真田の力、信玄公の遺志はそうじゃあない、な? |
| じゃあな。あんたが戦さ人なら、また会えるだろ」 |
| 幸村 |
| 「何という、有様・・・・・・。これが、あの武田軍なのか・・・・・・ |
| お館様、申し訳・・・・・・ございませぬ・・・・・・」 |
| 光秀 |
| 「信長様。素晴らしき戦振り、感服いたしました |
| 火縄の力あれば、戦乱も終わりましょう」 |
| 信長 |
| 「火縄は、人を滅してこそ価値あるもの |
| 戦乱を終わらせる力など、あるまい」 |
| 光秀 |
| 「これが・・・・・・戦と呼べるのか・・・・・・」 |
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| 4A「本能寺の変」(1582) |
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| 織田軍は、武田騎馬軍団を壊滅させ、天下に |
| 並ぶ者のない一大勢力となった。 |
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| 信長は、一挙に天下を統一せんと多方面作戦 |
| を展開。 |
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| 自らはわずかな兵と本能寺に寄宿。 |
| 次の一手に備えた。 |
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| だが・・・・・・。 |
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| 「乱、憎悪、許されぬ夢に人は・・・・・・。 |
| 是非もなし」 |
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| イベントムービー“夢幻の如くなり” |
| |
| 蘭丸 |
| 「光秀様が・・・・・・光秀様がご謀叛!!」 |
| 信長 |
| 「是非もなし。太刀を持てい。光秀に会うてこよう」 |
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| 蘭丸 |
| 「信長様! 早くお逃げください!」 |
| 信長 |
| 「逃げる? ・・・・・・それでは光秀に会うてこれまい |
| 楽しませてくれる、な・・・・・・のう、光秀」 |
| 蘭丸 |
| 「あの方面に敵陣の隙があります |
| 信長様、お市様と姫君様を連れ、お逃げを!」 |
| 信長 |
| 「市、遅れるでない、ぞ」 |
| お市 |
| 「きっと・・・・・・お兄様に罰が当たったのね |
| まだ、お義姉さまが中にいるよ、お兄様!」 |
| 蘭丸 |
| 「この身は刀となり、この地は死地となる |
| 命を惜しまぬ者は、来いっ!」 |
| 光秀 |
| 「本能寺の正門に兵を集中させなさい! |
| 一人でも多くの兵を門内に送り込むのです! |
| 第二陣、かかれ! 第三陣、かかれ! |
| 第四陣、かかれ! |
| 他の者も、南に攻撃を集中させなさい!」 |
| 蘭丸 |
| 「まずい、もう門がもたない・・・・・・ |
| これ以上、敵軍をここに入れるわけにはいかない!」 |
| 光秀 |
| 「馬鹿な・・・・・・私の軍がこうも簡単に |
| 火計部隊! 準備を始めなさい! |
| 本堂に火矢が届く位置まで、近づくのです!」 |
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| イベントムービー“蘭丸奮戦” |
| |
| 明智軍兵士 |
| 「信長、どこだ!? 見つけ出せ!」 |
| 蘭丸 |
| 「はっ!」 |
| 明智軍兵士 |
| 「うっ! がっ! がっ!」 |
| 蘭丸 |
| 「信長様・・・・・・光秀様・・・・・・なぜ・・・・・・?」 |
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| 信長 |
| 「お蘭、そこまで抗ってみせるか・・・・・・よかろう」 |
| 蘭丸 |
| 「姫君様も、お市様も、死なせるわけにはいかない」 |
| 濃姫 |
| 「死ぬ気でいるの? 馬鹿ね・・・・・・ |
| あなたの命、他の誰かに渡すなんて |
| 私には、できないの・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「お濃・・・・・・か」 |
| 濃姫 |
| 「お邪魔だったかしら? ここで死にゆく人には」 |
| 信長 |
| 「待っていた・・・・・・何が、わしに来るかを」 |
| 濃姫 |
| 「私が来ると、どうなるの?」 |
| 信長 |
| 「答えるまでもなかろう? ここではうぬを抱けぬ」 |
| 蘭丸 |
| 「信長様、御無事で!」 |
| 信長 |
| 「可憐な戦いであったな、お蘭よ |
| その可憐さで、これからも信長を魅するがよい」 |
| 濃姫 |
| 「あなたの命では、あの人と対等になれない |
| 無駄に命を捨てることは、ないと思うけど?」 |
| 信長 |
| 「光秀、うぬが真の心、信長に見せよ |
| そこまで、この信長が憎い、か? |
| 光秀、うぬは分かっておろう? |
| 天下が、信長に何を欲しておるかを」 |
| 光秀 |
| 「確かに信長様の行い、天の望むものかもしれません |
| だが、人の命を引き換えにせねばならぬ時代など!」 |
| 濃姫 |
| 「光秀・・・・・・あなたが信念を貫くのはかまわない |
| けど、私の邪魔をした責任、とってもらうわ」 |
| 光秀 |
| 「姫君様、お父上の言葉、お忘れか!」 |
| 濃姫 |
| 「忘れてないわ・・・・・・うつけを、殺せと」 |
| 光秀 |
| 「ならば、何故!」 |
| 濃姫 |
| 「何故? 今から殺そうとしてるわ、うつけを、ね」 |
| 光秀 |
| 「信長様の命、奪えずとも・・・・・・ |
| 信長様の世は、終わらせてみせる! |
| 各軍、信長を追い続けろ」 |
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| イベントムービー“邂逅” |
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| 蘭丸 |
| 「天下を取るのは信長様と、 |
| 光秀様もそう仰ったではありませんか |
| だから私は、信長様を守って・・・・・・」 |
| 光秀 |
| 「守れ、と言った憶えはありません |
| わかりませんか・・・・・・ならば、その身で学びなさい」 |
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| 光秀 |
| 「信長様、お逃げになられましたか |
| ・・・・・・何故、わからないのです。蘭丸 |
| 信長様の創る世に、我々の居場所などないこと」 |
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| イベントムービー“夢幻のごとくなり” |
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| 信長 |
| 「滅せぬものの有るべきか・・・・・・信長の命が消えるか・・・・・・ |
| だが、始まりが終わりなら、終わりも始まりよ」 |
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| 信長 |
| 「ここでわしを仕留められぬか。惜しかった、な・・・・・・光秀」 |
| お市 |
| 「光秀様は、どうしてお兄様を・・・・・・ |
| まだ、戦いが続くのかな・・・・・・」 |
| 蘭丸 |
| 「生き残ることが・・・・・・できたのか。光秀様・・・・・・」 |
| 濃姫 |
| 「逃げるなんてらしくないのね |
| 楽しみは後にとっておいたの?」 |
| 光秀 |
| 「信長様、お逃げになられましたか |
| しかし安土は我が手にある。貴方はもう終わりなのです」 |
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| 5A「安土城奪還戦」 |
| |
| 信長は、辛くも明智光秀の強襲を切り抜けた。 |
| |
| だが、光秀は本能寺より軍を返し、安土城を |
| 奪取。天下に号令する構えを見せた。 |
| |
| 信長は安土を奪還せんがため、軍を率いて急行。 |
| |
| 自らの居城と対することになった。 |
| |
| 「信長が股肱、光秀。 |
| 是非も・・・・・・なし」 |
| |
| イベントムービー“世界を革命する力” |
| |
| 信長 |
| 「安土が写すは信長が思想 |
| 光秀、うぬでは何も写せぬ・・・・・・」 |
| 光秀 |
| 「それでもわたしは、この城も、今の世も捨てられません」 |
| |
| 信長 |
| 「光秀よ、安土はうぬには重かろう |
| 奪ってやろう、その命ごと、な」 |
| お市 |
| 「お兄さまは間違ってるかもしれない・・・・・・ |
| けど、間違ったままじゃいられないでしょ?」 |
| 蘭丸 |
| 「光秀様、お覚悟願います。必ず、安土は取り戻す!」 |
| 信長 |
| 「市、お蘭、うぬらは西から進軍せよ |
| 火を放て。全てを壊し、創めるのだ」 |
| |
| イベントムービー“灰燼” |
| |
| 光秀 |
| 「城をも燃やす・・・・・・? |
| 信長様、あなたは安土すらも捨てるのですか」 |
| 信長 |
| 「すべては灰燼に帰す・・・・・・ |
| 穢れを恐れては、何も築けぬ。変えられぬ」 |
| |
| 孫市 |
| 「信長さん、あんたへの借り、返させてもらうぜ」 |
| 信長 |
| 「槍大筒でしか、この門は破れぬ」 |
| 明智軍兵士 |
| 「や、槍大筒だ! 槍大筒が来たぞ! |
| 止めろ、槍大筒を止めろ!」 |
| 信長 |
| 「まだ、この程度の破壊では創められぬ |
| まだ、炎が足りぬな・・・・・・ |
| 全てを灰と化し、尚、足りぬかもしれぬがな・・・・・・」 |
| お市 |
| 「慶次さん、あたしが相手します!」 |
| 慶次 |
| 「無理だな、あんたじゃ |
| 信長さんよ、早く来た方がいいんじゃないか? |
| 本意じゃないが・・・・・・許せ」 |
| 蘭丸 |
| 「お市様! ここは私にお任せを」 |
| お市 |
| 「・・・・・・わかった。無茶はしないで!」 |
| 蘭丸 |
| 「前田慶次殿、私がお相手します!」 |
| 慶次 |
| 「どうした、大将。あんたの天下はもう終わったぜ?」 |
| 信長 |
| 「思いもせぬことを口にする・・・・・・それが傾奇者か?」 |
| 慶次 |
| 「あんたの強情も、立派な傾奇者だぜ」 |
| 蘭丸 |
| 「濃姫様・・・・・・戯言も、ほどほどになさいませ」 |
| お市 |
| 「お義姉様、どうしてお兄様を裏切ったの?」 |
| 濃姫 |
| 「純粋さ・・・・・・羨ましいわ、壊したいくらいに」 |
| 信長 |
| 「お濃、信長に飽いた、か? |
| うぬは間違っておらぬ・・・・・・が、散るべきではあるな」 |
| 光秀 |
| 「破壊だけが創造のすべてではないはずです |
| 世のために・・・・・・あなたを倒します」 |
| |
| 信長 |
| 「この城に帰ってきた、か |
| 永き別れの前の、束の間のことよ |
| 影、か。死にたくば、出てくるがよい |
| 闇に生きし者よ、闇に帰るがよい。永久に、な」 |
| 孫市 |
| 「信長、俺の弾丸が見切れるか?」 |
| 信長 |
| 「効いたよ、あんたの一撃・・・・・・ |
| 地獄で・・・・・・また会おう・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「消えよ、報われぬ報いようもない想いを抱いて」 |
| 濃姫 |
| 「孤独な人・・・・・・敵がなければ生きられないなんて」 |
| 信長 |
| 「血より、解き放たれて・・・・・・眠れ」 |
| 慶次 |
| 「おいでなすったか。俺は天下には興味はないが |
| どっちが天下無双かだけは、はっきりしておこうや」 |
| 信長 |
| 「双つ無き者か・・・・・・面白い」 |
| 慶次 |
| 「強ぇ! やっぱ強ぇな、あんた! ははははは |
| この死に、悔いは・・・・・・ない!」 |
| |
| イベントムービー“炎の中で” |
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| 光秀 |
| 「信長様、なぜ安土までも・・・・・・ |
| 新しき世は・・・・・・すべては今を生きる人のため |
| 私は今を捨てられません・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「足りぬ、な・・・・・・」 |
| 光秀 |
| 「あなたはすべてを理解しておられる |
| その上で・・・・・・。されど新しき世に生きるは |
| 今と同じく「人」。破壊も、創造も人を |
| 苦しめるものであってはならないのです・・・・・・」 |
| 信長 |
| 「すべては・・・・・・ |
| 無価値 |
| 気付いておろう?」 |
| 光秀 |
| 「信長あああああァッ!」 |
| |
| 信長 |
| 「光秀、覚悟はできたか。心おきなく逝くがよい」 |
| 光秀 |
| 「この城を、お返しするわけにはいきませんね |
| この、魔王の証である城を!」 |
| 信長 |
| 「ククク・・・・・・是非も、なし」 |
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| エンディング織田信長“滅せぬもののあるべきか” |
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| 信長 |
| 「お濃。 |
| 次に会うのは地獄・・・・・・か。 |
| その時はまた、抱いてやろう。 |
| 人が手を汚すが乱世。 |
| きれいな手では変えられぬ。 |
| 次は泰平の世を生きよ・・・・・・光秀。 |
| 炎が焦がすは物質のみ。 |
| うぬらの心・・・・・・胸に抱こう。 |
| 世の業は信長に帰す。 それで良い」 |
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| 3B「長篠の戦い」(1575) |
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| 織田軍は、敵対勢力の掃討に失敗。 |
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| 長篠を逃れた者たちは、甲斐の武田信玄に |
| 救援を要請した。 |
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| これを受け信玄は、信長打倒の軍を興す。 |
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| 織田信長と武田信玄、戦国の新旧英雄の対決 |
| が始まらんとしていた。 |