伊達政宗(1567~1636)

cv檜山修之(アーツビジョン)
 
設定年齢:14歳
 
身長:140cm
 
使用武器:木刀二刀流
 
棒刀
 
神木刀
 
砕骨刀
 
龍神梵天丸
 
螺鈿三日星
 
双龍阿修羅
 
一人称:わし
 
奥州の名門伊達家に生まれ、
天下統一の大望を抱く若き戦国大名。
幼少時の病により片目を失うが、
片倉小十郎など優秀な家臣の支えもあり順調に成長し、
その活躍ぶりや性格などから
“独眼龍”と呼ばれて恐れられるようになった。
また相当な自信家で、
「生まれるのが10年早ければ天下を取っている」とまで言い放つ。
 
 
 

「シナリオ集」

 
 
1「川中島乱入」(1561)
 
オープニング“奥州制覇”
 
片倉小十郎
「政宗様、奥州平定、まことにおめでとうございます」
政宗
「奥州ごときでめでたい? バカめ。
 わしは天下を取る。
 天下にはあまたの英雄がおる。
 まずは、越後・・・・・・。
 ・・・・・・そして、甲斐、信濃をいただく」
片倉小十郎
「武田、上杉、どちらに味方します?」
政宗
「どちら? バカめ。どちらも叩く。
 かかれ。天下取りの第一歩だ!」
 
政宗
「甲斐の虎、越後の龍・・・・・・
 さて、どちらから先に潰してやるかな?
 まずは武田から潰してくれる! 全軍、進め!」
くのいち
「謙信さ~ん? お留守ですか~?」
幸村
「あの軍団、何者!?」
くのいち
「また変なのが湧いたね~」
幸村
「まさか・・・・・・! 本陣が危ない!」
政宗
「貴様らは、上杉を抑えておけ!
 その間に、わしが虎を狩ってやるわ」
幸村
「横槍を入れるとは・・・・・・卑怯な
 真の武士の戦い、その身で知れっ!」
くのいち
「うわあ・・・・・・こんなチビッコが湧いてたんだ~」
政宗
「忍びか? もう少し修行を積んだほうがよいぞ
 それでは、使いものになるまい」
くのいち
「頭のほうも沸いてるみたいね~♪ 関わりたくな~い」
 
イベントムービー“政宗と信玄”
 
政宗
「なんだ、その顔は?
 バカめ。そのニヤケた面、消してやるわッ!」
 
信玄
「おうおう・・・・・・子供は元気が一番よの」
政宗
「その白髪首、吹き飛ばすくらい元気なのがな
 次は貴様だ、上杉謙信!」
謙信
「小僧・・・・・・
 闘争を乱すか・・・・・・
 来い、この謙信が粛清してやろう
 小僧、失せよ
 ここは貴様の来る場所ではない」
政宗
「戦しか知らぬ男か・・・・・・
 わしには貴様が小僧に見えるな、ハハハ」
 
 
2「桶狭間乱入」(1560)
 
伊達軍は、川中島で上杉・武田両軍を
打ち破った。
 
勢いに乗じる伊達軍は、南下を続け、尾張に
出る。
 
そこでは、織田信長が今川義元に、その存亡
を賭けた戦を挑まんとしているところであった。
 
「甲斐の虎も、越後の龍も、
 わしの相手ではないわ!
 バカめ!
 天下人はわしだ!」
 
イベントムービー“強敵の予感”
 
片倉小十郎
「政宗様・・・・・・
 ・・・・・・今川は大軍・・・・・・・・・・・・
 一方、織田は寡兵
 当主の信長はウツケとの評判・・・・・・
 殿、どちらに・・・・・・
 まさか、また両方・・・・・・?」
政宗
「かかれ!」
 
政宗
「バカめ、今川も織田も、わしが倒してくれるわ!
 天が泣き、地が荒れようと、
 目の前の敵を倒せば道は拓ける! 迷うな!
 今川義元、貴様の命運はここで尽きる!
 織田は少数精鋭だが、やはりわしの敵ではない!」
義元
「の、信長だと! 皆の者、まろを守れ!」
信長
「愚かな・・・・・・今、楽にしてやる」
政宗
「大将同士が刃をかわし始めたか
 バカめ、言うまでもない、まとめて叩く!
 貴様が今川義元・・・・・・バカめ、冴えないヤツだわ」
義元
「きぃぃ、まろをバカにするとはなんというガキじゃ」
政宗
「頭を失った今川は張り子の虎。軽くあしらえ!」
秀吉
「いやあ、わしを置いて出陣たあ」
濃姫
「あの人の心、つかめぬ雲のよう・・・・・・」
信長
「ようやく追いついたか、サル
 わしが頼んだ荷は持ってきておろうな?
 あくまで邪魔をする、か・・・・・・」
お市
「あなたは誰? お兄様の邪魔をするなら、許さない!」
政宗
「フン、女子供の出る幕ではない!」
徳川家康
「今川殿は討たれ、織田軍は万全の構え
 もはやこの戦、戦わざるが最善か」
政宗
「ウツケはウツケのままでいればいい。目障りだ!」
信長
「・・・・・・無価値
 斬るに値するか否、か、試してやろう・・・・・・
 小僧、うぬも天下を窺う者、か?
 ならば、信長が背を見て歩め・・・・・・死ぬまで、だ」
 
 
3「伊勢長島乱入」(1574)
 
政宗は今川義元を撃破。
 
織田信長をも退却させ、三河・尾張をその手
に収めた。
 
さらに政宗は織田家を殲滅せんと伊勢に向かう。
 
そこでは織田軍と一揆衆の戦いが
繰り広げられていた。
 
「海道の弓取りも、尾張のうつけも、
 所詮はこれほどのものだ!
 バカめ!
 天下人はわしだ!」
 
政宗
「一揆勢、織田軍・・・・・・どちらから潰してやろうか?
 いずれにせよ、両方潰す事に代わりはないがな
 まずは一揆勢から叩く。わしに続け!
 逃げるヤツらは放っておけ。信長を討つぞ!」
信長
「あの小僧は、桶狭間の・・・・・・
 あやつらも、始末せよ
 サル、中央の砦へ向かい、火を放て」
政宗
「火なぞつけられては、わしらにも被害が出る
 あのチビザルを止めよ!
 大筒部隊は後だ。火計を阻止せよ!
 信長の策を潰した今こそ好機!
 全軍、狙うは信長の首だ!」
慶次
「いいねえ、その格好。昔の俺によく似てるわ
 まあ、俺のほうが随分強かったがな」
政宗
「バカめ! 貴様になど、似たくもないわ!
 信長、覚悟はいいか?」
信長
「覚悟? ククク・・・・・・是非もなし
 よい機会、よ・・・・・・真の覚悟、知るがよい」
 
イベントムービー“信長謎の退却”
 
政宗
「待て。バカめ
 うっ」
 
慶次
「信長が帰っちまっちゃ、ここにいても仕様がねえな」
光秀
「信長様が退却なさった・・・・・・私たちも退きましょう」
蘭丸
「信長様! 私たちも退きます!」
孫市
「やれやれ、信長を仕留め損なったか
 往生際の悪いヤツを片付けて、終わりだな」
 
 
4「長篠乱入」(1575)
 
伊達軍は伊勢長島でも信長を退けた。
だがそれは信長の策略であった。
 
政宗が伊勢長島にいる間に信長は尾張を奪取。
孤立した伊達家は三河まで後退した。
 
だがその三河に武田軍が侵攻、
それを防がんと織田軍も侵入する。
 
織田・武田は長篠で対峙した。
 
「織田と武田が一堂に会するか。
 フン、手間が省けるというものだ!
 バカめ!
 天下人はわしだ!」
 
政宗
「織田の火縄、武田の騎馬。相手にとって不足は無い
 小十郎は本陣を守っておれ!」
信長
「馬防柵の前には出るな。守りを固めよ」
信玄
「全軍、無闇に動くな! 織田軍と距離を取れ!」
政宗
「火縄をもって武田の騎馬隊を潰すか・・・・・・
 背後からの奇襲で織田の鉄砲隊を潰すか・・・・・・
 あれが武田御自慢の騎馬隊か」
信玄
「ほう・・・・・・また腕白小僧が来ておるようじゃのう」
くのいち
「元気すぎるのも問題よね~」
幸村
「政宗! また邪魔をする気かっ!」
政宗
「なるほど・・・・・・この猪武者も使えるようだな」
幸村
「敵に背を向けるか、政宗!」
内藤昌豊
「逃がすな! 武田の恐ろしさを教えてやれ!」
政宗
「あれが織田自慢の鉄砲隊か・・・・・・
おっと、勢い余ってしまったな
 織田軍の火縄に始末させようと思っていたのだが」
信玄
「政宗、よくやった! 後はわしらに任せよ!
 子供はそろそろ寝る時間じゃよ」
政宗
「漁夫の利とは、老いぼれの考えそうなことよ!」
慶次
「ようやく、出番ってわけかい。行くぜぇ!」
信長
「混沌こそ、わしにはふさわしいか・・・・・・」
政宗
「信長、逃がしはせぬぞ!」
慶次
「殿軍こそいくさ人の名誉! 命知らずの者は来い!」
信長
「家臣より先に逃げるなど、わしの名折れよ」
 
イベントムービー“覇王怒る”
 
信長
「・・・・・・小僧、また、か」
政宗
「わしをまだ小僧としか見ることができぬ
 それが貴様の限界だ!」
 
徳川家康
「戦を知らぬ愚か者よの」
政宗
「鳴くまで待つなど、何も出来ぬ者の言うことよ!」
信玄
「人は石垣、人は城
 人を失ったわしに、もはや天下はあるまいて
 もはやこれまで、か・・・・・・
 全軍退くぞ! これ以上の戦いは無益!」
政宗
「逃げられると思うなよ、信玄!
 小十郎! 長篠城へ向かえ! わしも向かう!」
信玄
「ここらで、止まるとするかね
 将たる者、兵を見捨てるわけにはいかぬからな」
政宗
「信玄、老いぼれは故郷に帰るがよかろう!」
 
 
5A「本能寺乱入」(1582)
 
政宗は、武田・織田の両軍を撃破。
 
態勢を整え、再び西進を開始し、京に迫った。
 
これより先、上洛を果たした織田信長は
本能寺に寄宿。
 
だが、その信長を亡き者にせんと明智光秀の
一軍が迫っていた。
 
「いい様だ、だが!
 貴様の首を取るのは政宗だ!
 バカめ!
 これでわしが天下だ!」
 
イベントムービー“敵は本能寺にあり”
 
光秀
「敵は本能寺にあり!」
片倉小十郎
「また、両方を叩く、ですか」
政宗
「そうだ。だが、そう単純にもゆかぬようだな」
 
政宗
「炎に臆すな! 信長の首を狙え!
 この機に乗じて、天下はいただく!
 伊達軍、皆この戦を生き延びるのだ!」
光秀
「これで、信長様も出てこざるを得まい
 さもなくば、このまま炎の中へ消え行くか・・・・・・」
政宗
「信長? 何故、逃げぬ・・・・・・
 本能寺と共にこのまま炎の中へ消え行くか・・・・・・」
片倉小十郎
「正門は堅く封鎖されて開かぬようです!」
政宗
「バカめ、西より本堂裏に回る! 遅れるな!
 信長! 出て来い!」
光秀
「伊達に先を越されるとは・・・・・・
 全軍! 本能寺に突入しなさい!」
政宗
「今さらのこのこ出てきたところで遅いわ、光秀!」
光秀
「あなたのように野望のみで世を乱す者こそ
 この光秀の一番の敵なのです。覚悟なさい!
 馬鹿な・・・・・・私の軍がこうも簡単に」
政宗
「バカめ! 迷い多き刀でわしは倒せぬわ!」
蘭丸
「信長様、この隙に・・・・・・」
秀吉
「信長様!」
慶次
「おう、派手にやってくれてるねえ」
信長
「敵は本能寺にあり! とでも言えばよいか、ククク
 全軍、本能寺の敵を、根絶せよ」
政宗
「バカめ、片っ端から倒してくれるわ!」
信長
「信長と政宗、どちらが天下人にふさわしいか
 決着をつけるか、小僧?」
 
イベントムービー“最後にして最大の罠”
 
信長
「・・・・・・来たか」
政宗
「来た」
信長
「この信長の限界を語り、どこまではしり続けるか?」
政宗
「バカめ、どこまでもだ!」
信長
「・・・・・・証明してみせよ」
政宗
「言われずともそうする!」
 
エンディング伊達政宗“政宗の野望”
 
片倉小十郎
「政宗様、天下平定、まことにおめでとうございます」
政宗
「天下ごときでめでたい? バカめ」
片倉小十郎
「政宗様。
 今度は・・・・・・うわ。
 世界と、戦でござりまするかあ?」
政宗
「バカめ!
 何でも戦で解決する。
 いつまでもそんな次元にとどまっておってどうする。
 政宗は常に新しい道を進み続ける。
 わしは、それを証明せねばならんのだ・・・・・・!」
 
 
5B「小田原城潜入」(1590)
 
伊達軍は長篠で勝利を収めた。
 
だが、遠征に次ぐ遠征で軍の疲労は極限に
達していた。
 
政宗は一時の奥州帰還を決意。
 
その途上である小田原城奪取を実行に移す。
 
「バカめ!
 天下などいつでも取れる。
 引き際を知るのが将だ!
 バカめ!
 天下は必ずわしのものだ!」
 
政宗
「おや、先客・・・・・・信玄か?
 謙信もろともに、まとめて始末してやるわ!」
高坂昌信
「それに見えるは、伊達政宗!」
政宗
「ほう、見所があるヤツもいるようだな」
柿崎景家
「子供の出る幕じゃない。帰った帰った」
政宗
「・・・・・・バカもおるようだがな」
上杉景信
「こら、そこの子供! ウロチョロするんじゃない」
政宗
「どいつもこいつも。ここにはバカしかおらんか!
 ン? 雑魚とは違う殺気? これは・・・・・・」
くのいち
「あ~、幸村様、見て見て! か~わ~い~い~!」
幸村
「伊達政宗殿とお見受けする
 事情はともかく、通すわけにはいかぬ」
政宗
「うわっ
 ・・・・・・と、たまには驚いたふりもせんとな
 ええい、いつになったら謙信は姿を見せるのだ
 こんな城、すぐに突破してくれる!
 ふん、わしが本気を出せば、ザッとこんなものだ」
慶次
「よぉ、おいでなさったな・・・・・・と思ったら何だ」
政宗
「何だとは何だ。無礼であるぞ」
慶次
「うむ、それもそうだな。よし、男と男の勝負だ」
政宗
「それでこそ武士だ。いくぞ、前田慶次!
 腕力だけでは、天下はとれんぞ?」
慶次
「はっはっは。天下なんぞ、とうの昔に興味はないさ
 ま、お前さんにもいずれわかるだろうさ」
 
イベントムービー“真の三つ巴”
 
政宗
「役者はそろうたようだな」
 
政宗
「終わったようだな・・・・・・
 米沢に、帰るか。わしの、故郷に・・・・・・
 だが、わしは必ず帰ってくるぞ!」
 
実機エンディング伊達政宗“時代に負けた”
 
秀吉
「さすがは伊達者。
 派手な振るみゃー、気に入ったぎゃあ。
 政宗。
 これに免じておみゃあさんを、
 天下人・秀吉がさし赦す。
 以後わしに尽くせ」
政宗
「・・・・・・バカめ。
 これはわしのための十字架ではない。
 それを見極められなかった。
 それが貴様の限界だ秀吉。
 次の天下はわしがもらう!」


お銀氏提供

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